国税職員時代の思い出⑨
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
国税職員時代の思い出、今日は異動した2署目の話。
<参考>
規模感は半分に
都心の税務署から千葉県の税務署へ異動。
当然、税務署の規模も変わります。
都心の税務署では、法人担当は税務署内の2フロアを割り当てられており、職員の数も100名超。
異動先の税務署では、法人担当は税務署内の2階半分。職員の数も50名くらいだったはず。
異動して最初に出勤したとき、「法人全体が見渡せる!」という感想を持ちました。
でも管轄領域は数倍に
その代わり、税務署が管轄している地域は広い。
都心の税務署のときは、区の半分だけが管轄。徒歩で出張したり、税務署の自転車を使って移動することも。税務調査で色んな所に出張するといっても、たかが知れています。もちろん、区の半分だけと言っても、それぞれの地域で特色というものがあるので、その違いを見るのも楽しみの一つでした。
異動先の税務署は「3市」が管轄の領域。
・・・広い。
出張する際は、基本電車。場合によっては、バスを使うことも。
徒歩での出張は、あまりなかった印象ですね。
出張先まで1時間以上かかることも普通にあり、時間のやりくりを工夫する必要がありました。
そして、税務署で所管している会社さんもまた違うもの。都心の税務署では、サービス業の会社さんが多い印象でしたが、千葉県の税務署では建設・製造業の会社さんが多いように感じました。
特に製造業の会社さんだと、工場にも調査に行く機会があり、勉強になりました。
経験を重ね、立場も変わる
この時には、国税に就職して4年が経ち、法人担当での調査の仕事も3年が経っていました。
ここまで来ると、部門の中では真ん中くらいになります。下に後輩が何人かいて、上には統括官・上席・再任用の職員。
調査の仕事も少しずつわかってきて、好きにやらせてもらえました。
結局、この年が税務署時代の中で一番成績が良かったのでは、というくらいに。
国税局の部署にお試しで1ヶ月ほど派遣してもらったり、確定申告期間中にパソコンコーナーを担当させてもらったり、色々と経験を積ませてもらいました。
ただ、この税務署いたのは結局1年だけ。
長時間の通勤から解放されることは正直、うれしかったです。ただ、あまり地域に対する理解を深めることもなく、異動してしまったのは少し残念ではありました。
【編集後記】
昨日は朝から少しお出かけ。午後からはブログの更新。
お客様の会計入力チェックを引き続き。あともう少し。
夜からはVictoria Revolution。1870年まで進める。アフリカ領どころか本国でも農民反乱頻発。そして進まない工場建設。
ゲームでもトライアンドエラーが大切だなと。なぜこうなるのか、調べたほうが頭に残る。最初から分厚い操作マニュアルなど、読めない。