国税職員時代の思い出その28

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は国税職員時代の思い出。


<前回>


退職すると表明しても

年明けに退職する意向を伝えましたが、別にすぐに辞めるわけではありませんでした。

当時、自分が担当している職務内容が若干特殊で。

自分が年度途中で退職してしまうと、その穴を別の職員が埋めることになるのはほぼ確実だと思っていました。

つまり、自分の退職という「わがまま」で、別の誰かが突然仕事内容を変更させられるという事態になるのです。

私が退職する関係で、別の誰かの国税職員としてのキャリアが捻じ曲がるかもしれない・・・。

普通に考えて、恨まれるでしょう。私だったら、ネガティブな感情を持ちます。

(だからこそ。年度を半分近く残した早期に退職の意向を伝えたのです。来年度の人事の関係もあるだろうし。)

そんなことをしてまで即時の退職にはこだわってはいませんでした。

自分にまかせられた職務を全うしたうえで、きれいに辞める。ここにこだわりました。

ちなみに私、「有休の消化」もやってません。何十日分か残してます。事務の都合上、そう頻繁に休みを取れる状態でもなかったですし。

年度終わりから一度も出勤せずに有休を全部消化したうえで退職、ということも「合法」ではあるのでしょうが。「ま、いいか」と。

それに退職をしない限り、税理士の登録もできないわけで。あの当時は、一刻も早く税理士登録したかったんですよね。

ただ、今思い返せば、有休消化くらいはやっておいても良かったかなと思います(笑)

辞めるときはひっそりと

退職するときは、こういうのどうするんでしょう。

大々的に職場内に公表して辞める。

ちょっとそれはな~

定年まで勤めて退職するならともかく、自分都合で辞めるし。

と、色々と考えまして。ごくごく身近な方たちにしか退職することを伝えませんでした。

(このブログや事務所ホームページで退職したことを知った方、直接お伝えせず申し訳ありませんでした。)

年度末が近づくとだんだん忙しさが増してくる

退職することを決めたとはいえ、のんびり仕事ができるほど暇ではありませんでした。

来年度の研修をどうするか、それの計画を立てるという仕事がありましたので。

あとは仕事の「引き継ぎ資料」の作成。

何と言っても、私の後任者は、仕事内容を聞くことができる前任者がいないのですから。

これに関しては、本当に申し訳ないなと。

こういうことをやりながら自分の退職の準備もする、ということで、年度末はかなり残業していました。

(それこそ、飲み会も参加する暇がないくらいに。こうなることがわかっていたので、退職することをあまり大々的に言わなかった、というのもあります。誘われても行けないし。言い訳ですが。)

【編集後記】

昨日は朝一のブログ更新。

午後からはお客様のご自宅を訪問。会計入力のチェックと、試算表などの確認を。