国税職員時代の思い出その26
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は国税職員時代の思い出、その続き。
<前回>
「オプション」を用意するつもりで
当時は、採用されてから11年。税理士試験の簿記論・財務諸表論は合格していた状態。
簿記論と財務諸表論を合格していたら、10年の勤務経験があれば税理士資格が取れるはず。
一応、試験免除については知識はありました。
採用された時点で、最初から資格を取って辞めようとは別に思っていませんでしたし。居心地が良ければ定年までいても・・・くらいには思っていましたね。
ただ、オプションとして税理士資格を持っておいてもいいかな、と考えていたのもまた事実。退職しても次に続かない、というのであればそのまま働き続けるしかないですし。もしものときは、という選択肢があるのはメンタル的にも多少はラクになりますからね。
とりあえず、動いておく
「10年以上勤務経験があるから、もしかすると試験免除行けるか・・?」「でも、勤務内容によっては年数カウントで不利になるところもあるっぽいしな・・・。」
などなど、正直なところ必ず免除される確信もありませんでした。
でもまぁ、免除の申請をしないと始まらないので、とりあえず免除の手続きを進めることに。
必要な書類は基本的に職場内の担当部署に依頼すれば入手できます。
- 税務大学校の専科研修卒業証明書(→税務大学校)
- 今までの職務経歴(→人事課)
卒業証明書自体はすぐに取れました。
一方、職務経歴は人事課の事務の都合もあるんでしょう、発行依頼時期が限定されますので気を付けましょう。
異動直後から動いていたものの、申請に必要な書類がそろったのは結局秋頃でした。
免除申請、聞ける相手がいなかったからなー
結果、年が明けるまでに免除の通知書が手元に来ました。
税理士資格取得が確実になったので、退職の意思も固めました。
いや、無事に免除の通知が来てよかったなと。
免除の手続きについて色々とインターネットで調べていたものの、イマイチ確証が持てていなかったので。免除手続きについて、相談する相手もいないし、職場内であまり話題にできませんからね。辞めるつもりかと思われても困るし。
結構、孤独ではありました。
(一応、私自身は免除関係について依頼があれば現役からの相談には乗ります→単発相談)
本当に振り返ってみて思うのは、タイミングがよかったなということ。
この時期で免除が取れていなかったなら、税金実務から遠ざかりつつあったこともあって、もしかしたら独立開業をあきらめていたかもしれません。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
お昼からは会計処理をしたり、インターネット設定だったり。
明日は天気が悪いようなので、買い物を。