国税職員時代の思い出その23
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は国税職員時代の思い出。研修が終わって、というところから。
<調査部編>
- 国税職員時代の思い出その15
- 国税職員時代の思い出その16
- 国税職員時代の思い出その17
- 国税職員時代の思い出その18
- 国税職員時代の思い出その19
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- 国税職員時代の思い出その21
- 国税職員時代の思い出その22
「国際」のルートに行けるのか
国際科研修に行けたことで、当時はほっとしていました。
率直に言うと、「これから国際セクションでご飯を食べていけるようになる」と考えていました。
税務署から調査部に異動しても、ずーっと調査部に残れるわけではありません。
調査部に連続して何年も勤めていると、税務署に異動することがあるのです。いや、優先して税務署に異動させられる、と言った方が正しいのでしょうか?
当時の私は、研修を受講した年度で調査部連続6年目。いつ異動してもおかしくない状態でした。
自分の「専門」を見つける
もちろん、税務署に異動してもすぐに調査部に戻ってくる職員はたくさんいます。そしてその逆もまた当然いらっしゃいます。
自分がどの分野でご飯を食べていくのかを見つける必要があるのです。
それが見つかれば、異動のアピールもできますしね。希望のセクションへ行きやすいかも?
要は「専門性」ということだと思います。
私は国際課税分野を自分の専門とするルートに手をかけたわけです。
まぁ、国際科研修が終われば国際セクションに異動して、そこで経験を積んで自身の専門性をより高めた上で次はどうするか?
一部上場企業の調査部署に行ってもいいし、なんだったら国税庁の国際セクションに異動してもっと大きな仕事をするのもアリかな、とか。
当時は色々と考えていたものです。
自分の専門は自分で決める
専門性として考えるなら・・・
- 大規模法人の調査
- 無予告、困難調査
- 審理事務
- 国際調査
- ICT調査
今思いつくのはこんなところです。
調査はあんまりなーという方。
調査の仕事以外でいうと、
- 総務
- 課税の内部
- 管理事務
というものもあります。
もちろん、私が思いつかないだけで、他にもあるのでしょう。
大切なのは、自分がどの道を究めるかを自分で決めること。
人事の希望を書くときに、「なんでも、どこでもいいです。」というのは厳禁かなと思います。
そうすると、本当になんでもどこでも行かされてしまいます。
早いうちに、自分が将来やってみたい仕事を見つけるのが大切です。
ただ、そのためにはいろんな仕事を経験すること。
この仕事はなー、と思っても食わず嫌いせずに試してみましょう。意外と楽しかったりするかも。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。午後からは買い物とパワポづくりの続き。
ニュースを見ているとパワポのネタに使えそうな良い事案が・・・。
早速使わせてもらおう。