国税職員時代の思い出その22
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は国税時代の思い出。待ちに待った長期研修・・・だが。
<調査部編>
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長期研修は「楽しみ」
私個人としては、長期研修に行けるのは楽しみです。
勉強だけをしていればいいですからね。
年も近い同僚に囲まれて毎日勉強。気分は学生時代に逆戻りです。
もちろん、研修である以上は「試験」もありまして、その試験を突破しなければというプレッシャーもあります。
ただ。普段の仕事上の調査で数字をあげなければというプレッシャーに比べれば、大したことはありません。
周りの同僚たちと助け合って、試験対策なんかもしたりしますしね。
私からすれば、長期研修は体のいい「息抜き」期間でした。
延期された「国際科」研修がようやく実施
自粛期間のせいで1年実施が延期された国際科研修が実施されることになりました。
ただ、普段の研修とは実施方法をガラッと変えることになったようです。
基本は支給されたタブレットを用いたオンラインでの受講がメイン。討論や試験を実施するときに限り、埼玉県にある税務大学校に研修生が集合する形式となっていました。
オンラインで受講、といっても、受講場所は様々。
税務署が会議室を研修受講場所に提供してくれた職員は会議室で、そうでない職員は自宅から、タブレットの画面に流れる講義の収録動画を一日中見続ける。
もちろん、会議アプリで研修生同士やり取りはできるようになっているのですが、対面での研修と比べると、やはりコミュニケーションが取りづらいこと。
慣れない研修環境に苦戦
はっきり言って、研修は非常に受けづらかったです。
私が受講した当時の研修は、レジュメの配布がデータだけ。タブレット端末にダウンロードして受講する形式。メモを取る際は、タブレットの画面上で行うことになっていました。
これがとにかくやりづらい。
あまりにもやりづらいので、自分でパソコンを使って授業のノートを作っていました。
あと、自宅でずーっとタブレットの画面を見ているのもメンタルに悪そうだったので、たまに職場に出勤して研修を受けていました。ただ、受講する場所が確保されているわけではなかったので、研修生たちが自分で会議室を押さえた上でまとまって研修を受けていました。
やはりほかの研修生と直接顔を合わせると、研修を受ける身としては助かりました。
講義を受けてわからないことがあった時も、聞きやすいですからね。
さすがに、その次の年の研修からは、職場で会議室を確保して研修を実施するようになったので、多少は研修環境は改善されたようです。
【編集後記】
いつもと違う研修環境だったとはいえ、楽しかったことには間違いなかったです。特に、国際取引の節税スキームを作り出す授業では、ほとんどの人がネタに走ってましたからね。スキームの発表会は盛り上がったことを覚えています。
さて、昨日は朝から午後にかけてのブログ更新。遠方に出張していたのでスロースターターで。
午後からは、税務署からの問い合わせ対応とお客様と打ち合わせ。
夜は打ち合わせ内容の記録作成。