国税職員時代の思い出その15
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
調査部に異動して3年目。いよいよ人事異動で調査部門へ。
<国税局編>
3年目にしてようやく調査部門へ
2年間、内勤で仕事をして迎えた人事異動の予告。
調査部門への異動と告げられました。
ようやく異動できた、と思いました。
でも、仕事は何をするのだろうか、と疑問が。
税務調査の担当になることができるのか。
異動の流れとして、総務係で一番期別が若い職員が調査部門に異動するときは、たいてい調査部門でも一番期別が若くなる傾向にあります。そうすると、また内勤。
3年目。やっぱり「内勤」
異動予告の後で、異動後に上司となる方にご挨拶がてらお話を聞いてみると、
「内部事務担当者だよ」
と言われました。
これ、調査部門に1人ずつおりまして、略して「(内担)ないたん」と呼ばれており、仕事内容はその名の通り。
総務係での仕事に、法人税の内部仕事がプラスされたようなもの。
しかも総務係で2年間働いていたこともあって、周りの部門の内担はみんな後輩です。同期は、見かけなかったような。
ただし。仕事内容は総務係での仕事と共通しているところもあったし、調査部での仕事もある程度は理解できていたので、その辺はアドバンテージはあったのかなと。
基本的に、内担は税務署から来たばかりの調査部1年目の職員がなることが多いので、そういう方は大変そうでしたね。
「艱難汝を玉にする」
この言葉を自分のスローガンにして、当時は働いていました。
正直なところ、どうして3年間も内勤の担当になってしまったのか。調査部でのキャリアの進み方が他の人よりも遅いのでは?
など、当時は色んなネガティブな思いがあったものです。
でも、それで仕事に対するやる気を無くしてしまうと、おしまいです。
自分は鍛えられてるんだなと思うようにして、淡々とやるべきことをこなしていました。
これが本当にわからないもので、これ以降は退職するまでずーっと調査部での仕事なんですね。
一般的には、調査部に連続して長く在籍するといったん税務署などに異動してしまうことが多いので。
調査部に長くいることができたのは、こういうような人事の動き方をしていたからかなと、思うようにしていました。
こういうのは、後になって振り返ってみないとわからないものですね。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。お客様とオンラインで面談を。
お昼からは出張の準備と図書館へお出かけ。