国税職員時代の思い出その13
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、調査部に異動して2年目。まさかの留任したところから。
<国税局編>
仕事の内容は変わる
当時、私が所属していた係は、係長含めて4人。当然私は一番下。
それが、留任したことでひとつ順位が上がって3番目となりました。
席次が変わったので仕事内容も変わります。
一番下ではなくなったので、いわば「雑用」のような仕事からは解放されましたが、仕事内容自体は引き続き裏方。
しかも、東京の部署と日本全国各地の担当部署との連絡調整という仕事。組織内の窓口業務ですね。
連絡事項を右から左に流すだけ、と言えばその通りなのですが、本来このポジションは調査部で何年か仕事を経験した職員が就くところ。
私と言えば去年は雑用のような仕事しかやっていません。
仕事の引継ぎで出てくる日本語の意味がわからない。
そんな状態で新しい一年が始まったのでした。
当時は「紙」が飛び交っていた
今では違うそうです。
ただ、私が担当だったときは、
A部署から提出された書類をB部署へ渡す
という仕事のとき、同じ国税局内であればそのまま持っていけばいいだけ。
国税局が違う場合は?
スキャナーでデータにしてメール送信するのです。
当然逆も。
よその国税局から送ってきた書類のデータを受信したら、プリントアウトして持って行ってました。
これ、結構一時期に集中するのです。
とても大変でした。
直接やり取りすればいいんでは?と思っていたんですがね。なかなかうまくいかないんです。
今現在では、システム上でデータをやり取りしているそうです。良かったですね。
勉強にはなったが「焦り」も
この年は勉強にはなった面もあります。
部署間の連絡調整を行う担当になったということは、事務処理について精通している必要があります。
税金の勉強は全く手につきませんでしたが、組織内の事務手続きについてはかなり勉強しました。
自分の名前で組織内に「事務連絡」文書を出したりもしました。
ただ、思えば同時期に調査部に来た職員たちは既に調査部門の内部担当の仕事を終え、この年から調査担当としてのキャリアを積み始めています。
総務係に来てしまった自分は調査部門の職員と比べてただでさえ1年現場に出るのが遅れているのに、2年目も総務係の内勤。
他人と比べて遅れていると、焦っていました。
結果、この人事のおかげで、退職するまで調査部に在籍できたのではないかなと思っています。
前回も書きました。だから人事で不満があっても、腐ってはいけないのです。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。午後からはオンライン税務相談にこたえつつ、オンライン研修も。
夜はポケモンスカーレットをちょっとだけ。すぐに寝る。