国税職員時代の思い出その10

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、2つ目の税務署で迎えた人事異動について。


<参考>


去年異動したと思ったらまた異動

2つめの税務署で働いて1年が経ち、人事異動の時期がやってきました。

来年はどこに行くのか、でも今の税務署は1年しか経過していないから税務署が変わることはないだろう。

とすると、自分の経歴(税務署勤務5年目)から考えて、特調班か特別調査官付きになるのか。

とまぁ、色々と考えていました。

ふたを開けたら、まさかの国税局調査部への異動。正直、驚きました。

とはいえ、この税務署5年目くらいから、少しずつ国税局へ異動する若手が出てくるのも事実。

幹部との面談で、「国税局調査部を希望する」とは伝えておいたのも、効いたのかもしれません。

(本音を言うと、この年の人事異動で行けるとは思っておらず。もう2~3年ほど、税務署で経験を積んでから・・・と考えていたので)

人事の希望は「意思表明」をすることが大事

税務署の若手職員の皆さんに言いたいのは、行きたい部署があるなら、とりあえず人事異動の希望を出すことです。

これが、今すぐに行きたい、とかでなくてもいいんです。自分の想定で、何年か先の異動で行くつもりでも、とにかく行きたいと意思表明することです。

この職員が異動させるにふさわしいか、基本は上司や税務署幹部の判断を通ります。

・・・その判断が100%正しいとは言いません。

でも、自分の実力なんていうものは、自分では正確に測れないものなのです。

それに、自分では準備をしっかりして、もう異動しても大丈夫と思って人事希望を出しても、その時の人事異動のタイミングであなたが希望する部署に行ける保証はどこにもありません。

こういうときに限って、自分よりイキのいい若手がスルッと異動してしまったりするんです。

人事異動はタイミング

人事異動のむずかしいところです。

自分が、なぜ調査部に異動することができたのか。

仕事の成績が良かったから?

それだけでは異動できないかなと思います。

私が個人的に思う要因としては、

  • 職員数が少ない税務署だった
  • 近い期別の職員が少なく、競合しても抜けやすかった
  • 調査部に行きたいという希望を、人事面談で幹部にストレートに話していた

といったところでしょうか。

たまたまうまく目立っていた、と言えるかもしれません。

これが、もし規模の大きな1署目だったら、同期の数も多いし、果たしてどうなっていたことか。

(あくまで私見です。本当のところはわかりません。人事はブラックボックスなので。)

【編集後記】

昨日は氏神様へ参拝し、近くのカレー屋で昼食。

戻ってからブログの更新と、事務所の月次決算。

夜はVictoria revolution。1915年まで進める。幾度かの政権交代を経て、共和制でようやく安定。

ただ、聖職者階級の反乱が頻発。

教会の神父さんが武器をもって暴れているとか、ゲームとはいえどんな状況よ?絶対人数が少ないのでたいしたことはないのだが。