計画がズレても、何とかなる

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、何とかなるということ。

あれこれ計画するが

行き当たりばったりタイプか、

事前に計画をよく練って臨むタイプか。

私の場合は、どちらかというと後者かなと。

事前にあれこれ考えて、

この仕事にはこれだけ時間がかかるだろうとか、

この順番で仕事を終わらせて、予定に間に合わせるとか。

詳細に考えて動くものの、自分にとっては意外とあまり予定通りとはいかず、

軌道修正を迫られることが多いです。

でも、軌道修正した結果、

結構うまく帳尻があったぞということも多いのです。

退職するにはタイミングがよかった

前職を辞めたのも、結局タイミングが良かったということ。

就職したときは、定年まで勤務するのか、税理士資格を取ったらすぐに辞めてしまうのか、半々というところでした。

就職直後は、税理士試験を真正面から受験して5科目を合格する「官報合格」を目指していました。

ただ、これは若さゆえの体力と時間があったからできることだと、今では思います。

最初に法人税法の受験で不合格。

その次の年に簿記論、財務諸表論とうまく合格できたものの、

翌年の2度めの法人税法でまた不合格。

この時点で結構きついな、という感想。

プライベートの時間のほとんどを試験勉強にあてていましたので、こんな生活がまた続くのかと思うと何だか嫌気が笑

しかもこのタイミングで、忙しいと噂の部署に人事異動することになったのです。

で、試験をあきらめて国税職員の経歴を使った「一部科目免除」の方式に切り替えたのです。

今から思うと、すんなり5科目合格なんてしてサッサと国税を辞めていたとしたら「早すぎた」かもしれません。

国税で働いて得た知識やスキル、今でも使っていますので。

1年ズレたが

その次に狙ったのは、国際税務に関する研修。

組織内の選抜試験に合格しないと受講できないものです。

この研修は、就職した当時から受講したいと思っていたもので、受験資格を最短で得るために色々と計画しながら通信研修などをこなしていたのです。

当然、一発で試験を突破するつもりで臨んだのですが、不合格・・・。

知り合いは結構合格していたので、かなりショックでした。

勉強時間を相当費やしたのに、と。

幸い、翌年にリベンジを果たしたものの、出遅れた感が自分の中に残りました。

そして、いよいよ研修かと思っていたタイミングで、世界的な感染症の流行が。

全国から研修生が集まる国際税務研修は、感染症対策のため「1年延期」に・・・。

当時は、やりきれない気持ちになったものです。

でも、今では結果的にこれでよかったと思っています。

あそこで試験に一発合格していたら、あるいは、感染症で研修が1年ズレていなかったら、希望していた国際関係の仕事に異動して、楽しくなって辞めていなかったかもしれません。

ズレにズレた結果、希望していた分野のセクションに異動することができず(と思っています。人事の内情はわかりませんので)、

辞める踏ん切りがついたのですから。

いや、働き続けていれば、いずれは国際の仕事ができたかもしれません。

でも、いつなのか?

もしかすると、何年か経てば異動したかもしれません。

でもそれはあまりにも不確定。

さらに、このタイミングでうまいこと税理士資格が取れたのです。

じゃあ、思い切って辞めて開業しよう。

と、こう考えたのでした。

振り返ってみると、自分の計画通りに行かなかったことで、タイミングよく開業できたなと思います。

最初の計画通り5科目合格して開業でも、

自分の予定通り研修を受けていても、

今の税理士として独立開業した自分は無かったのだろうなと思います。

【編集後記】

当時は計画が挫折して苦しい思いをしましたが、

その結果今があると思うと、「お任せする」ということは大事だなと思います。

もちろん、前提として自分が一生懸命もがくことは必要なのでしょう。

さて、昨日は朝一のブログ更新。

そして久々のオフ。

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Posted by corner-stones