置かれた環境を変える
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、環境を変えるということ。
環境が悪いと育たない
これは人間も動物も、植物も関係なく同じこと。
どれだけ素晴らしい資質、タネであったとしても、厳寒の地で太陽も水もないとなれば芽を出すことは難しい。
人間も同じく、成長に必要な知識、経験、鍛錬・・・
こういうものがなければ成長せず、才能を開花させることはできないでしょう。
そうすると、どういう場所、環境に自分自身を置くのかが成長にはとても重要なことのです。
その場所は、自分に合った環境か?
学校を卒業後、一斉に会社などに就職して社会人になる、という慣行がまだまだ根強い。
学生のうちに自分のことをしっかり自己分析して、どういう環境が合っているのか理解したうえで
就職活動に臨むのであれば良いのですが、少なくとも私の場合は全然でした。
まぁ、たまたま。国税組織は私の資質と多少は水があった環境だったので良かった、というだけ。
多少しか合わなかったので、12年ほどで辞めてしまったのですが・・・。
自己分析した結果、自分に合う環境だから選んだのか、
それとも自分に合わない環境だと知ってあえて飛び込むのか、
何もわからず入ってしまったのか。
この3つのパターンは全然違うものです。
何もわからず入ってしまった。それはもう仕方がないことですが、自分に合わない環境だった場合は辛い結果となるようです。
せっかく公務員試験を受けて合格して就職できたのに、すぐに退職してしまう方も現実にはいらっしゃいました。
もちろん、環境以外の要因もあったのかもしれませんが、人生遠回りとなってしまいますね。
特に、「組織」というものは、個人個人にあった環境を用意してくれる可能性は非常に低い。
それどころか、組織の環境に合わせて自分のことを変えろ、と言われることの方が多いでしょう。
社員教育・研修の本質は、業務知識やスキルを教えることではなく、会社環境に合わせた人間になるように改造することなのかなと、
ちょっと妄想も入ったりしますね。
環境を変えるor作る
なので、もし仕事がしんどいとか、合わないとか、
自分の能力を活かしているような気がしないとか、
そういう気持ちがある場合は、環境を変えてみるといいかもしれません。
ことわざで「石の上にも三年」という言葉があります。
でも、石の上に種を置いたところで、芽が出るのでしょうか?
芽を出したいなら、さっさとやわらかくて栄養のある土に移動した方がいいですよね。
環境が合わないと思ったら、転職などで働く環境を変えてみるといいかもしれません。
が、何となく転職するのはいかがなものかと思います。
その前に、どんな環境が自分に合っているのか、詳細な自己分析は必須です。
そうしないと、自分でもよくわかっていない、自分にあった環境とやらを求めて彷徨うことになりますので。
自分が求めるものは明確にしましょう。
また、環境が見つからないのであれば、自分でその環境を作り出すというのもアリです。
独立開業ですね。
個人事業主は、自分で自分の働く環境を作ることができるのです。
夢のようですね笑
でも当然、「リスク」はあります。独立開業がバラ色未来なんて、嘘です。
しんどいこともありますし、むしろ多いくらいではないかと感じます。
それでも。自分にあった環境を自分で作り出せる魅力は大きいものです。
ぜひ置かれた環境を変えてみる、作り出す、という方向もあるということを知っていただきたいと思います。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
お昼前に外出し、渋谷へ。昨日に引き続き、ライブに参加。