荷物を入れ替える
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、自分の背負っている荷物について思った話を。
みんながいろんな荷物を背負っている
生きていると、その途中でいろんな荷物を背負っていきます。
学歴とか、就職先とか、家柄とか。
有る人は荷物がほとんどない代わりに身軽だし、
また有る人は荷物の量が多くて潰されそうになっています。
この荷物、目に見えないので厄介です。
大人に成長するにつれて、いつの間にか背中に存在しているのです。
なので、背負っていること自体に意外と気付かない。
そして、せっかく背負っているのだからと言って、重たくてもなかなか降ろせないのです。
また、自分が背負うことができる荷物の量は、人それぞれ違うもの。
だから、自分が耐えることができる荷物の量でも、別の人には無理な場合もあります。
自分にもできたのだから~と言って、同じ荷物を背負わせようとしてはいけません。潰れてしまったら、元に戻すのが大変です。
荷物の量=豊か?
荷物の量と豊かさは関わりがあるのかどうか。
何をもって「豊かさ」なのか。意味を自分で決める必要があります。
お金なのかもしれないし、家族かもしれないし。
人によって豊かさの状況は違うので、
荷物をたくさん抱えている人でも豊かなのかどうかはまた別のお話。
逆に、荷物をほとんど持っていない人でも、自分では豊かだと思っている人もいるでしょう。
別に苦しくなりたくて人生を送っているわけではなくて、誰だって豊かな人生を送りたいと思っているはず。
豊かになろうと思ってたくさん荷物を抱えて抱えて、これでどうだと思ってもちっとも豊かになってない。
これでは悲しいですね。
荷物の量に比べて自分の豊かさが何だか足りないなと思ったら、
荷物の棚卸をしてみるのもいいかもしれません。
ある荷物を降ろしたら、自分の背中にスペースができますので、また別の荷物を受け取ることができます。
そしてまた荷物を見回して、これいらないなと思ったものを降ろしていく。
そうやって、背負っている荷物をドンドン入れ替えていく。
もしかすると、背負っている荷物が全然少なくなるかもしれません。
でも、荷物の量に比べて、もしかすると豊かさを感じているのでは?
豊かになるのに、荷物を背負い込む必要はなかったのではないかなと。
荷物を入れ替えて身軽になったらかえって、豊かさが増すこともあるのではないかと思います。
「国家公務員」という荷物を捨てて
私にとって、国家公務員という立場は大きな重たい荷物でした。
この荷物は、私にとって安定した身分や知識・スキル、何より「立場」という豊かさを提供してくれていました。
でも、その豊かさと荷物の量を比べてみると、ずいぶん重た~い。
もう潰れてしまいそうでした。
なので、「国家公務員」という荷物を棚卸しをしまして、代わりに「税理士」という荷物を背負うことにしました。
この「税理士」という荷物、しかも「ひとり税理士」という荷物は、国家公務員に比べて吹けば飛ぶような軽さです。
荷物の重さは軽いけど、豊かさという考えからすると、今の方が「豊かな」人生を送っていると思います。
仕事の内容から人間関係、趣味に至るまで、国家公務員時代と比べると、幅が広くなったように感じます。
でも、まだまだ豊かさを受け取れるでしょうし、そのためには荷物の棚卸が必要だと感じています。
もし、人生に行き詰まったり、苦しさを感じているなら、荷物の棚卸をして入れ替えてみてはいかがでしょうか。
まずは、自分がどんな荷物を背負っているのか。そこを気付くことから始めてみましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
すぐに外出し、三軒茶屋で会合に参加。
午後からは幕張に移動し、前日に引き続き、イベントに参加しました。

