ネット上に自分をどこまで出すのか?

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、ネット上への情報の出し方について。

存在を知ってもらうこと

私が開業した時のこと。

生活したことがなく、全く地域の状況がわからない練馬で、

公務員からの独立だったため、前職の人脈も使えず、

10年ほどの勤務期間だったため退職金もそこそこ、貯金もそこそこ。

俗に言う所の、ジバン・カンバン・カバンは全くない状況からのスタート。

税理士なんだから、ほっといても仕事が来るだろう・・・、と考えるのは甘いと言わざるを得ません。

むしろ税理士なんて、特にこの東京という場所においては、町行く人に石を投げたら当たるくらいはいます。

そんな状況の中で、事務所の中でぼーっとしていても、仕事がやってくるなんてありえない。

一番最初にやるべき事は、自分という存在を世間に知ってもらうことです。

そのためには、インターネット空間に自分自身の情報を出すことが手っ取り早いです。

そのために立ち上げたのが、

事務所のホームページあり

このブログであり

各種SNSのアカウント。なのです。

何に訴えかける?

自分が専門家を探しているとしましょう。

まず何を知りたいか?

どんな仕事にいくらで対応してるのかを知りたいですよね。

それがわからない人は怖いのでお願いできないです泣

自分のホームページで、対応できる領域と報酬に関して公開はまずしようと。

その後。

具体的にこの専門家に依頼したいとなる基準は何か?

見た目も大事でしょう。

実際に会ってご相談するにあたって、どういう外見の人間が出てくるのか?

あらかじめ知っておきたいですよね。

私の上半身の画像をホームページには公開しています。

プロの写真家の方に撮ってもらいました。

あと、可能なら。

実際に動いて喋っているところを見たくないですか?

この専門家は、こういう風に言葉をしゃべるのか。

優しそうにしゃべってくれるのか、わかりやすく説明してくれそうなのか。

実際に、お世話になった起業コーチの方に、インタビューの動画を撮ってもらいホームページにはアップしています。

そして、物事に対しての考え方はどうなのか?

これも専門家に相談するにあたっては知りたくないですか?

自身の考え方を世間に公開する。

恥ずかしいです。どんな反応があるのか、ビクビクします。

それを乗り越えて、毎日更新しているこのブログです。

これまでの自分の経験や、知識、物事に対する考え方をここに書いています。

他にも。

私のこれまでの経歴だったり、好きなものや趣味、性格分析の結果など、割とパーソナルなものもホームページに出しています。

私自身の人柄がわかるような情報をなるべく公開するようにしています。

得意な仕事領域とか、知識やスキルなど以外にも、趣味などの柔らかい情報も知れたほうがいいですよね。

その上で、それでも、村田に仕事を頼みたいとおっしゃっていただける。

それが理想形ですよね。

逆に出さないこと

ネット上に自分の情報を出すといっても、出してない情報だってもちろんあります。

事務所の住所は、まさにそれ。

他の税理士事務所さんだと、事務所の場所をホームページに書いたり、Google マップに掲載してもらったりしてますよね。

でも、弊事務所では、住所の情報は一切公開しておりません。

自宅兼用の事務所ですので、やはり防犯が気になるところですね。

また、静かな暮らしを大事にしたいので、事務所住所を公開することによっていろんな郵送物が届いたり、各種営業の方が訪ねてくることが嫌だなと。

これと同じような理由で、事務所の電話番号も非公開です。

私と個別につながったお客様にのみ、税理士の電話番号はお伝えしています。

弊事務所は私一人しかいない「ひとり事務所」。

そもそも、お電話でたくさん問い合わせをいただいても対応できません。

なので、事務所ホームページの仕事のご依頼フォームからのみ、お仕事を承っております。

どんな情報をネットに出し、逆にネットに出さないのか。

なかなか正解はありません。

出すのも自由だし、ネットに全く出さないのだっていい。

どのような戦略を考えているのか、自分次第ですね。

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新と自重トレーニング。税務署との電話。お客様とメール。

午後からは、お客様の修正申告案の作成。夕方で終わらず、夕食後に持ち越し。