あれこれネガティブに考えてしまう・・・
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、ネガティブ思考について。
思考がついネガティブ方向に向いてしまう
考え方のクセですね。
悪い方悪い方に物事を考えてしまう、という。
こういうクセがあると、考えて考えて、思考の泥沼にはまってしまうのです。
あんなことが起きたらどうしよう、
思いっきり失敗したらお終いだ、
など、自分で自分を行動できなくしてしまいます。
もちろん、このクセはメリットもありまして、他人が気付かないような落とし穴だったり不備に気付ける、ということもあるのです。
なので大前提として、一概にクセを矯正する、という必要もないと思います。
とはいえ、そのクセで自分が苦しんでいるのであれば、それはもったいないので、次に書くような方法で対策を取ってみましょう。
今、できることをやる
ネガティブ方向に思考が向いている場合は、
まだ現実に発生してもいない、未来のこと
をグルグル考えているということ。
そうなんです。
あんなことが起きたら、もし失敗したら。
まだ、発生してないですよね。
未来は無限の可能性があるわけで、そんな未来のことを心配しても何も解決しないのです。
なので、今、できることをやりましょう。
心配なんかしても何も解決しません。
自分にとって、今、できることは何ですか?
思いついたのであれば、それをしましょう。
そして、今ここ、に意識を集中するのです。
できることをやっている、何らかの対応策を取っている、
これだけで、ずいぶん自分の思考が安定します。
私自身、独立してからしばらくは仕事もなく、日々減っていく預金残高を眺めながら未来のことばかり心配していました。
お金が無くなって行き詰まる、という未来をひたすら心配していたのです。
でも、心配すれば預金残高が増えますか?
預金残高を増やすためには、今現在の行動が必要です。
このように、意識を今ここに引き戻し、行動することによって何とか乗り越えることができました。
最悪の事態を覚悟する
それでも、心配なときは。
腹をくくりましょう。
想像しうる最悪の事態を考えます。
その事態が起きたときの対処方法も考えます。
真正面から真面目に考えるのです。
そうすると、
最悪の事態が起きたらどうしよう→でも、こうすれば対応できるよね
と頭の中で勝手に解決します。気分だけでも。
これだけでも、心が楽になります。
そして最後に。
実際に物事が起こってみると、考えた最悪の事態は起こらないものです笑
現実世界で起きるのは、考えたことよりもだいぶマシな事態であることが多いのです。
だから、安心して悩みましょう。
で、これが怖いのが現実の世の中で、
「じゃ~、なんにも対応策を考えなくていいよね、実際には起きないんだし」
と思って思考をさぼると、
最悪の事態が起きるものなんです。
不思議なものですね。
私見ですが。
未来のことを真剣に考えて、対応策を用意して腹をくくる。
この行為によって、本当は起きていたかもしれない悪い事態のエネルギーが昇華されたのではないか。
こう考えてみるのは、いかがでしょうか。
本当は未来でダメージを100受ける予定だった。
でも、今ここで必死に悩んで考えて対応策を取った。
今ここで将来受ける予定だったダメージの70を被った。
なので、実際にその未来になったとき、30分の悪い事態しか起きなかった、と。
こういう風に考えてみると、ネガティブ方向に考えるクセも悪いことばかりではなさそう?
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からはクライアントの申告作成。一段落。
夕食後は、面談記録の作成など。