少しずつ慣らす

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、限界を超えるには。

成長は痛い

新しいことに挑戦する、自分の経験のない分野の仕事に挑む、

大変なことだと思います。

ストレスも間違いなくかかる。

時間もかかるし、場合によっては苦労もある。

でも、その挑戦を乗り越えてしまえば、挑戦する前の自分と比べて少なからず成長しています。

成長するには、痛みを伴う場合が少なくありません。

何の苦労も、ストレスもなく成長できるなら、本当に良いと思います。

例え、自分が好きだったり、得意だと思っていた物事でも、次のステップに進むためには、何らかの負荷はかかるもの。

一気に進むか、少しずつ慣らすか

例えば、熱いお湯に入らなければならないとき。

エイヤッ、と飛び込めば一気に終わらせることはできるのでしょうが、身体への負担がとんでもないことに。

ケガをするかも。

こういう時には、湯の温度を少しずつ上げて、身体を慣らしつつ休めつつ進めていく。

時間はかかりますし、まだるっこしいなと感じます。

でも、これが結局は順調に進むのです。

身体への負担も少なく、ストレスも軽い。

時間はかかったけど、一気に飛び込んだ場合と同じ結果が得られます。

仕事でも同じ。

後輩、部下を指導するとき、

いきなりドーンと量を与えて負荷をかけ、急成長を促すのか、

最初は傍について、少しずつ手を放していくのか。

最初のやり方、かなり高度だと思います。

この手法を、「獅子は子を谷に落とす」などと言う方がいますが、

加減するのが難しい。

這い上がってこず、潰れたら責任とれるんでしょうか?

ドーンと任された方も、ストレスが大変なことに。

それよりも、仕事に少しずつ慣れてもらって、様子を見ながら手を放して独り立ちしてもらう。

ま、時間はかかりますし、ヤキモキすることもあるでしょう。

でも、結果、痛みは最低限に安全に成長できる。

限界は見極める

自分に対してもそうで。

成長したいからと言って、一気に物事を進めると、やっぱり負荷は相当なものになります。

それよりも、自分の身の丈に合うように、少しずつ少しずつ、できることを増やしていく。

若くて体力のある時は、負荷をガンガンかけても大丈夫かもしれませんが、

そういうスタイルは段々卒業して、慣らし期間をなるべく取りながら、負荷を少なくしながら進めていければいいなと思っています。

でも、限界の見極めは確実に。

温泉も、50度近くのものなら慣らしながらなんとか入浴はできます。

でも、それ以上になると、果たしてどうか。

慣れの問題ではなく、火傷します。

仕事もそうで、時間、体力には限界があります。

無理して限界を超えてしまって、倒れでもしたら大変です。

例え元気に回復しても、以前と同じ状態に戻れるかどうか。

負荷をかけるのも、ほどほどに。

【編集後記】

昨日まで、一泊二日で草津温泉に。

旅館の部屋で、早朝にブログ更新。

その後、外湯をいくつか巡りながら、温泉のエネルギーをもらってきました。

メモ

Posted by corner-stones