モチベーションと自己分析
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、モチベーションを上げるためには自己分析が必要、というお話。
個人事業主の宿命
仕事獲得に対して、モチベーションを上げ続けなければならない。
とまでは行かなくても、最低限維持し続けなければならない。
そうでないと、仕事がなくなり生活できなくなります。
ここはサラリーマンとは違うところで、サラリーマンの場合は本人のモチベーションにかかわらず仕事は降ってきます。
モチベーションが高い人には相応の、モチベーションが低い人でも何かしらは。
仕事をしない人を遊ばせておくほど、会社も余裕があるわけではないので、とりあえず仕事は振られる。
そしてその仕事をこなしている限りは、給料はもらえます。
ここが決定的に個人事業主とサラリーマンの違い。
日本の労働者は手厚く法律で守られていますから、「モチベーションが無い」という一事をもって辞めさせられはしません。
その代わり、会社に差し出すモノも多いのですが、立場は守られてはいる。
反対に個人事業主は、法律上の保護はともかく仕事に対して自分の裁量が大きい。
その代わり、仕事獲得へのモチベーションが無くなってしまえば、お終いです。
なので、個人事業主が自分の仕事に「飽き」を感じてしまえば、危機的状況を迎えます。
自分は何にモチベーションを感じる?
どういう物事にモチベーションを感じるのか。
これは人それぞれです。
もちろんお金という人もいるし、難度の高い仕事に挑戦する感覚とか、自分の知識で貢献できることとか。
なので、こういうことをすればモチベーションを感じます、という紋切り型の解決策はないのです。
自分がどういうことにモチベーションを感じるのか、理解をしていないとモチベーションの維持はできません。
私の場合は、「貢献」。
これまで自分が得てきた知識、スキル、経験をもって他人に悩みや問題ごとを解決する。
ここにモチベーションを感じています。
ですから、クライアントの顔が見えない仕事はNG。
役所の窓口業務とか、税務調査で納税者に会いに行くとか、そういう仕事は好きでしたね。
逆に、単なる書類仕事とか、会議資料作成とか、そういう仕事はどちらかというと・・・でした。
そういう指向は今も現れていて、自分自身がクライアントと直に接することができるような仕事をしたいなと思っています。
ひとりで事務所を運営している理由でもあります。
事務所を大きくすると、それだけクライアントと距離ができるような気がするんですよね。
徹底した自己分析を!
自分のことを知らなければなりません。
自己分析が必要です。
自己分析、就活の時に周りの同級生たちが熱心にやっていましたね。
就活だけで終わらせてはもったいない。
むしろ、社会人こそ自己分析が必要でしょう。
今ではネットで受ける無料の診断もありますし、もちろん有料のテストも。
コーチに自己分析の手伝いを頼むというのもアリです。
そして、自己分析はテストを受けるだけ終わってはいけません。
結果を見て、自分の行動とどの様にあてはまるのかを分析しましょう。
自分自身のこれまでの具体的な行動を振り返らないと、ふ~ん、で終わってしまいます。
その振り返りから、自分が何にモチベーションを感じるのかをサルベージします。
そうして発見した自分のモチベーションの根元と今の自分の仕事を結びつける。
モチベーションと仕事が結び付けば、仕事を続ける限りモチベーションは維持されるということ。
逆に、うまく結びつかなかった場合は・・・
モチベーションを感じることができるような仕事内容に見直すか、
あるいは社内異動してもいいし、場合によっては転職も選択肢。
自己分析、最初はしんどいこともあるかもしれませんが、
社会人になってからの人生はむちゃくちゃ長い。
その長い人生をモチベーション高く過ごしたいなら、ぜひ自己分析、やってみましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
お昼過ぎまでオンラインセミナー受講。4時間超。
午後はクライアントのExcel会計の入力。
夕食後は「モンハンワイルズ」。