お金の恐怖
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、「お金」について。
個人事業主と「お金」
個人事業主になりますと、「お金」に対する恐怖が出てきます。
会社員・公務員のときは、一般的に「お金」は毎月通帳に入って来るもの。
しかも、大体どれくらいのお金が振り込まれるのか、予想ができます。
予想ができるということは、計画も立てやすいですね。
〇月に○○円振り込まれるから、こういうことに使おう、とか。
私は公務員だったので、特にそうです。
最低限、使いすぎないように気を付ければいい。
でも、税理士という個人事業主になって、いつ、何円の売上が立つのか、まったく不透明になりました。
毎月必ず売上金が入って来る保証もない。
通帳の残高を眺めて、
「来年の〇月までなら食べていけるな」
と考えています。
これは怖いことです。特に、公務員を経験しているからなおのこと。
お金の流れが見えない、という恐怖は、個人事業主をしている以上、無くなるものではないでしょう。
「恐怖」を活用する
この恐怖、イヤなものです。
でも、この恐怖は自分にとって「いい刺激」にもなるのです。
お金が無くなるかもしれない→どうすればいいのか「考える」、「動く」
と、自分のパワーに換えることができます。
ここは本当に難しいことで、この恐怖心が大きくなりすぎると心の調子を崩してしまいます。
かといって、「もう稼がなくてもいい」と思ってしまうと、刺激そのものがなくなり、心身ともに衰退してしまうかもしれません。
・・・別に、モチベーションを見つけることができればいいのですが。
また、お金が無くなるかもしれないと思いすぎて、仕事をパンパンに入れてしまうことも。
仕事をしている限りは、お金が入って来ると思いますので、ついやりすぎてしまうのです。
これも、身体を壊さないように気を付けなければいけません。
恐怖を活用する、というのは修業が必要です。
お金は「選択肢」
お金はあるにこしたことはありませんが、個人事業主である以上、自分が働いた分しか手に入りません。
では、極限まで働けばいいのかというと、そうは思っていません。
お金を持っていると、選択肢が増えます。
あるモノを手に入れたいとき、当然価格によって性能だったり、品質が変わってきます。
その時に、高い方も選ぶことができるようになります。
選択肢が増えるのです。
お金がないと、一番安いモノを選ぶしかなくなります。
場合によっては、「購入をあきらめる」ということにも。
こういうときに、遠慮なく自分が欲しいモノを手に入れることができるくらいには、お金は手元にほしいですね。
お金に恐怖心を持つのは個人事業主なら当然ですが、お金そのものを避けて生きていくことはできません。
であれば、お金とうまく付き合いつつ、せっかくの個人事業主人生を楽しみたいと思っています。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
クライアントと電話で打ち合わせなど。
午後からはクライアントのエクセル入力。少しずつ進める。