目的が先か、道具が先か
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、目的と道具、どちらが先なのか?
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どっちが先か?
目的意識があるので新しい道具が発明される、のか。
こういう道具があるから使い道を思いつく、のか。
どちらが先でしょうか?
前者で言うと例えば、飛行機は人間も鳥のように飛んでみたいという目的意識があったから、最終的に生まれたものでしょうし、
後者では、ポストイット、付箋が有名でしょう。
結局のところ、鶏が先か卵が先か式で、どっちが先かなんて言う明確なものは無く両方あり得るのです。
目的意識があるから生まれたものもあるだろうし、
意図せず、作ってしまった道具から使い道を思いつくことだってある。
ただ、重要なのは、やはり目的意識でしょう。
目的意識があるからこそ、新しい道具を作ろうと思ったり、何気なくその道具を見たときに、違う使い道を思いついたりする。
目的意識がなければ、新発明をしようとは誰も思わないし、応用という概念もないはずです。
生成AIは何のために?
生成AIも同じですね。
目的が先なのか、AIという存在自体が先なのかはわかりませんが、
これも目的意識がないともったいないですね。
目的意識がないと、AIに命令文をちょろちょろ書いて、「へー、こんなことができるんだ」と満足して終わってしまう。
とはいえ、目的意識を持ってと言われても、根本的に生成AIが何ができるのかを知らないと目的意識の刺激もできないんですね。
なので、まずは触ってみることが大事です。
触ってみて、この道具はどんな使い方ができるんだ?という一般的な使用方法を眺めてみる。
そうすると、自分の仕事のどの部分に使えるのかがピンと来るかもしれません。
今では、インターネット上で生成AIのいろんな使い方をいろんな業種の方が発信をしています。
それを見ていると、なんだか圧倒されますね。
こんな高度な使い方はできないよ、と思うのもよくわかります。
でも、誰しもが、そのような高度の使い方と言うのは欲していないのもまた事実。
自分がお金を払って使うのですから、自分が使いたいレベルで使いたいように使えば良いのです。
だから、まずは触ってみること。
そして、自分の中に目的意識を持つこと。
これは、生成AIに限らず、これから未来に出てくるであろう新しい道具でも言えるでしょう。
好奇心を持ち続ける
そして、ここまで書いてふと気づきました。
道具や目的意識よりも何よりも、好奇心こそが根本的に大事なのではないかと。
新しい発明、新しい知識、新しい現象、こういうものに対する好奇心を持ち続けなければ置いていかれます。
生成AI?
なにそれ興味ないよ。
と言ってしまえばおしまいです。
自分の仕事について何か変えられる事は無いだろうか?いやいや、もう出来る限り精一杯やってるから。
と言ってしまえば、何も変わらない。
新しい道具が出た。なんだか面白そうだなと思ったり。
自分の今の仕事について、ふとした疑問や感情を自分自身で観察したり。
これが結局は目的意識につながり、新しい道具について考えるきっかけになる。
と思うと、好奇心の維持は、死活的問題ですね。
好奇心だけは、いつまでも若々しく持ち続けたいと思います。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からはクライアントのデータ入力。
夜は「モンハンワイルズ」。