目標を立てる
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、目標を立てることについて。
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今年の目標は
学生の時でも、社会人になってからも、自分の目標を立てる機会はあるものです。
学生時代、組織勤めの頃はめんどくさかったですね。
あの当時は、「やらされ感」が出まくっていたからだと、今では思います。
特に社会人になってからの目標設定は、「設定例文」みたいなものがありまして、
「事務処理規程を遵守して適正に事務処理を行う」
とか、
「不正取引発見の際は、重点的に事務量を投下し機動的に事実関係の解明に努める」
とか、
文言は逐一覚えているわけではありませんが、こんな感じでした。
こーいうものを、期首に各人ごとに設定していましたね。
今振り返ると、「それで、何だ?」というところですね。
組織内のルールを守ります、っていうのがこの一年の目標とか、さすがお役所は違いますね。
本当に、ためにする目標という感じでこんな目標なら立てない方がマシというもの。
2つ目の方も、何をしたらその目標が達成されたのか、基準が不明確です。
「努める」って何なんですかね?姿勢、態度の問題なのでしょうか?
不正取引の事実関係が解明できなくてもいいわけですよ、この目標では。
開業してからは「数字」がマスト
開業以降は、別段自分に対して目標設定を強いる相手はいません。
自分自身で、自分に対して、自分のために、目標設定をするのです。
分かりやすい例で言うと、
年商○億円達成!!とか、
顧問契約○○件獲得!!とか。
数字が入っている方が好ましいですよね。
数字は正直です。嘘をつきません。
その目標が達成できたのかダメだったのかはっきりします。
また、年度の途中でも、その目標に対する達成度が計算できます。
目標達成まで7割くらいできたから、このまま行こうとか、
今の時点で5割を切ってるから、対策を考えないといけないとか、
今時点の自分の行動に対する評価にもなるのです。
なぜ目標を立てるのか
自分の行動の指針にするためと考えています。
目標を立てる、ということをすると自分の脳みそが目標達成のための情報を収集し始めるだそうです。
人間の周囲には、「情報」が溢れています。そういう情報を、逐一自分で拾って、
これは必要な情報だ、こっちはいらない情報だ、と仕訳をしていると大変。
なので、脳みその方で、自分にとって必要な情報を選別してくれているのです。
ここで、例えば年商についての目標を決めたとすると、目標年商を実現するための情報を「自分にとって必要だ」と判断して無意識に拾ってくれるようになるのです。
目標設定をせずに、漠然と生活をしていると、結構大事な情報でも「それは必要ないでしょ」と脳みそがスルーしてしまう。
だからこそ、目標には「数字」が欲しいところです。
最初に書いたような、何を言っているのか書いた本人もよくわからないような曖昧な目標は厳禁です。
こんな目標を書いたところで、脳みその方も何を大事な情報として仕分けをすればいいのかわかりませんからね。
巷で言われている「目標は紙に書くべし」というもの、自分の脳みそに目標をセッティングするための儀式みたいなものなんでしょう。
こういう仕組みを知っておくと、せっかく自分に備わっている脳みそを使って見たくなるものです。
「具体的な数値」を目標に入れていただいて、自分の事業に役立ててもらいたいと思います。
【編集後記】
昨日は朝一のブログを下書き。
その後、千葉県に出張。
移動中に研修動画の視聴など。
午後からクライアントのご自宅に伺い、作成した申告書についてご報告。
その後、銀罪に移動し文房具の購入、カフェでブログ更新など。