見えるところだけが世界ではない
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、見えているか見えないか。
自分が見えるところだけで考えてしまう
つい、自分が見える範囲のことだけで判断をしてしまいます。
これまで働いていた組織とか、お付き合いのある方たちとか、自分が見たり聞いたりしたことだけが世界なのかと思いがちです。
それが自分の中の「常識」みたいになっていくんだろうなと考えますが、視野を広げてみるとこれまで知っていた世界とは違うものが見えてきます。
そして私は、これまで勤めていた組織から独立して、いくつか「常識」を捨てました。
- 仕事は自宅から職場に通勤して行うもの→「自宅兼事務所」で通勤時間ゼロ。
- 仕事は月曜日から金曜日の9時~17時で、何だったら延長戦もあり。→仕事をする日を特定の曜日に決めない、オフを平日でも取る。「仕事時間」も決めない。スタンダードは朝7時~お昼15時で前にずれるか後にずれるか。
- 外食したくないけど料理はめんどくさい→フライパンで炒めただけで終わるような出来合いのもので意外と外食せずに済んでる。
一歩引くということ
今の自分から一歩引いて視野を広げることができるかどうか。
「余裕」がないと難しいでしょうね。
仕事に忙殺されていると、考えることをしなくなります。
考えることを止めると、常識に従っている方がラクなのです。
「なんでそれをしなきゃダメなの?」
「そういうものだから」
で、終了です。
そうやっているうちに、人生はあっという間に過ぎていってしまう。
なかなか難しいかもしれません。
私のように組織から離れて独立して働く、というのもまだまだ少数派でしょうし。
独立してからも「一歩引く」こと
ウチの業界にも常識はあるでしょう。
顧問契約をたくさん結んで、事務所を大きくして・・・。
あまりそこには惹かれないのです。
何分、私がひとりで運営している税理士事務所。たくさん顧問契約を結べば手が回らなくなります。
「常識」では、
「そこで人を雇って事業を大きくする」
のが正解。
ある意味、この業界では「アウトサイダー」な私。
最初からこの業界にいたわけではありません。(隣近所にはいましたが)
いまいちピンとこないですね。
自分ができる範囲で、楽しく生活できる範囲に事業の規模を抑える。
自分がご飯を食べていけるだけの収入があれば最低限はOK。
一歩引いてみて、こんな非常識な税理士事務所があってもいいよな、と。
【編集後記】
昨日は朝から千葉県に出張し、会計事務の打ち合わせ。
効率よく進めるためには、資料をどうやって整理するかが大事。
夕方都心に戻り買い物と夕食。