これから職場に入る新人がやってはいけないこと
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、新人がやってはいけないことについて。
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見栄を張ること
そろそろ、前の職場では新人研修が終わり、新人たちが税務署に配属される頃合いでしょうか。
そういう方たちの中には、ついつい見栄を張ってしまうという方もいらっしゃるでしょう。
見栄を張るとは、
実際よりもよく見せようと、外見や行動を飾ったり取り繕ったりすること
だそうです。
でも、こういうことって、他の人からすぐ見抜かれたりするんですよね。
本人としては、一生懸命よく見せようとするんだけど、レベルが上の人からはすぐに見抜かれてしまいます。
恥ずかしいのでやめたほうがいいですね。
かくいう私も、社会人になりたての頃は、こういうところはありました。
公務員になって、初めて税務署に配属された時。
これまでの学生時代は、周囲にいるのは同い年の人が多かったので、周りのほとんどが自分よりも年上の上司や先輩ばかりと言う環境に緊張したんでしょうね。
現場にいらっしゃるお客様も、やはり年上の方ばかりですから、余計に。
自分を何とかよく見せようと思って、ものすごく肩に力が入っていました。
思い出すととても恥ずかしいです。
実際問題、上司や先輩たちからはこの人は新人だと思われていますので、見栄を張ったところで意味がないんですよね。
見栄を張ったところで、周りの上司や先輩たち以上に仕事ができるのか、成果が出せるのか。
そんなに甘くはないわけです
所詮は、新人
逆に、素直な新人らしさを出した方が、意外と職場ではうまくいくと、今では思えます。
自分が後輩を持つ立場になれば、よくわかってもらえるでしょうね。
自分はこんなことを知っている。こんなことができるんだと言う後輩と
いや~、全然初めてなんでわかんないです、と言ってしまう後輩。
どちらの方が印象が良いでしょうか?
初めてなのでわかんないですとはっきり言ってもらったほうが、上司先輩としてはありがたいんですよね。
新人研修中にたくさんいろんなことを学んできたと思いますが、いくら時間をかけても、座学は座学。
先輩たちの持っている知識や、経験にはそうそう敵いませんので、肩の力を抜いてリラックスをして配属される現場に向かって欲しいなと思います。
さっきも言ったように、取り繕っても速攻で見抜かれますからね。
え?そんなこともわからないのかとを馬鹿にされた?
それは馬鹿にしてくる方が悪いですね、そんな人とは真面目に付き合わなくていいと思いますよ。
見栄は適度に張る
さっき言ってることが違うじゃないかと言われてしまいそうですが。
要するに、自分をよく見せたいと思う感情は、向上心の裏返しですね。
自分をよく見せたい、人からよく思われたい。
この感情を、自分のスキルアップにぜひつなげてもらいたいところです。
人間は感情で動く生き物ですから、いくら週末とか仕事終わりに時間をとって勉強したほうがいいと頭でわかっていても、感情がついてこないとやらないですね。
もし見栄を張ってしまうところがある人は、ぜひ、それを自分自身の向上に向けて欲しいです。
そうしているうちに張っていた見栄が本物になります。
新しい現場に飛び込む時は見栄がないほうがいいですが、あまりにも見栄がなさすぎるのも問題です。
見栄がなく、ありのままの自分で勝負するのもいいですが、これも行き過ぎてしまいますと単なる自分で自分を肯定するだけになってしまうので、発展進歩がないんですよね。
仕事が全然わかりませんと言って許されるのは、新人の間だけですね。
ある程度経験を積むとはっきり言って馬鹿にされます。
ですから、こういう時こそ見栄を発揮して、立場にふさわしい知識や経験を身に付ける方向に動きましょう。
見栄と言うものは、決して悪いものではありません。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新と自重トレーニング。
午後からお出かけし、ライブイベントに参加。