自分に目を向ける
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、自分に目を向けるということ。
他人を優先「し過ぎる」習慣
先日の記事で、
独立前の習慣が抜けたのか?
というテーマを書きました。
何日か経って、ふと、頭に浮かんだ内容がありますので、
今日はそれを書きます。
組織勤めというもの、「滅私奉公」を求められることが多いはずです。
私の場合は、公務員。
「国民全体の奉仕者」です。
それはもう、こういうものを求められるのです。
あとは、
「職務専念義務」なんてものも。
サボるなよ、という意味合いにとどまらず。
公務員の副業禁止も、ここから来ています。
で、こういうようなことを年がら年中、意識をしているのです。
そこに私自身の性格を重ね合わせると、
他者を優先して、自分を後回し、
となってしまうのです。
例えば、国税の職場では、
月1回の有給休暇取得が奨励されていました。
いざ、有給を取れと言われても、
自分の都合だけで休みを取らないわけです。
仕事の都合を考えて、関係先のスケジュールも考えて、
どこで休みを取れば一番仕事に支障がないかをじっくり検討し・・・
決めるのです。
世間では、月曜日を休めば四連休だったそうですね。
じゃ、その月曜日に有給を取れるのか?という話です。
取れないもんなんです。
そこで有給を取ると、仕事上支障が出るからなんです。
休暇の取得も、他者を優先して考えるのです。
自分に目を向けるようになる
今思いますと、
その日に休んで本当に仕事上の支障が出るんでしょうか?
自分がその日に休むと周りに迷惑がかかる、なんていうのは、
ずいぶん自意識過剰ですね。
別に公務員が一人、その日に休暇を取ったところで、
何かあるわけがない。
こう、思えるようになったのは、
独立してからかなり日が経ってからのことです。
同時に、自分に全然目を向けていなかったことも、気になりました。
他者優先だった分、自分に対して時間やお金という資源を使ってこなかったなと。
組織と言うしがらみを抜けて、いったんリセットしたようなもんだし、
自分に対して目を向けよう。
と思ったんです。
ということで、独立後、色々とやってきました。
- 服装のコンサルサービスを受け、服の在庫を一新する。
- スキンケアを勉強する。
- 筋トレの習慣をつける。
- 基本的に自炊。
- サプリも色々と。
- 平日でもプライベートの用事を入れる。
- 事務所以外に、カフェでも仕事をする。
- 自分が好きな仕事道具を購入する。
とかですね。
この中には、かなりお金を使ったものもあります。
特に仕事道具にはですね。
仕事道具にお金を使うのは、基本的にはクライアントのためでもありますが。
結局は自分が仕事をやりやすくするためでもありますので。
「この税理士先生はつまんなそうだな・・・」
自分が楽しんで仕事をしているのか。
これ、大事な考えではないでしょうか。
もし、自分が誰かに仕事を頼みたいと思っていたとして。
その相手が、何だかつまらなそうに仕事をしているのを見てしまった。
そういう相手に、仕事を頼みますか?
何だか、嫌ですよね。
自分のことも、クライアントに見られているはず。
他者ばかり優先して、自分を後回しにしている状態では、
仕事を楽しむことは難しい。
自分にも目を向けて、自分をかまうことで仕事を楽しむゆとりもできるもの。
そしてそのことは、
クライアントを優先することとは衝突しないはずです。
クライアントを優先するのは、個人事業主として当たり前のこと。
でも、自分のことにも目を向ける。
それを両立させましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からクライアントの確定申告を提出。
夕方から近所の図書館へ。
夜は「三國無双ORIGINS」。ようやく最終章へ。