自分ができることをメニューに出しておく

「お問い合わせ」の手順を省く

自分ができる仕事内容を、ホームページで出しています。私の場合だと、「単発相談」「税務顧問」「税務調査対応」など。

そこに料金までセットで表示して、私にどのような仕事を依頼するといくら料金がかかるのか、わかるようにしています。

それも「問い合わせ」という手順を省くため。

「詳細はお問い合わせください」と表示されていると、「いくら料金が発生するのか、聞くまでわからない」という状態に陥ってしまって、自分にとっては恐怖で。料金を聞いた挙句、やっぱりいいです、というのができないタイプなんですね。

最低限、料金のシミュレートができて、いくらくらい資金を用意しておけばいいのか想像できるところでないと、私は依頼できません。

実例

先日、年末に新調したコートのボタンが取れてしまいました。

えー、買ったばかりなのにと思いながら、近くのクリーニング店に修理に出そうと思っていたのですが、店外に出ていたメニューに「ボタン付け」が無かったのです。

まぁ、お願いすれば対応してくれると思うんですが。

その店のすぐ近くにもクリーニング店があったので、そちらをのぞいてみると、「ボタン付け承ります」の表示が・・・。

即刻、そちらのクリーニング店にお願いしました。

いや、最初のクリーニング店もボタン付けはしてくれると思うし、そのスキルもあるはず。でも、メニューに書いてないので、お願いしづらいなと。

うーむ。

メニューに書いてないと、依頼は来ない

というのが、大事な考えだと思うんですよね。

自分ができること、提供できることを表示しておく。何ができるのかわからない税理士に、頼む人は普通はいないはずです。

その他にも、できないこと、依頼を受けることができない事項も表示しています。

例えば、相続税絡みの相談・申告書作成。

依頼を受けた結果、「それ、できないんです」って気まずいですし。

ひとりで事務所を運営しているため、決裁権者は自分。メニューに何を書くかは、何をお客様に提供するかは、自分で決めて表に出しておきましょう。

【編集後記】

昨日は朝一のブログ更新。午後から自分の事務所の月次決算。

メモ

Posted by corner-stones