「無色透明なAI」に人間の「濁り」を混ぜる

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、「無色透明なAI」に人間の「濁り」を混ぜる、というお話。

「無色透明の論理」に「感情の濁り」を混ぜる

カレンダー上の大型連休がもうすこしで明け、本格的に日常が動き出しますね。

この連休中、私はローカルAIの構築など「知識の探求」に没頭しつつ、先日は外に出て旧友たちと食事をしてきました。

ひたすらパソコンに向き合ったのかと思いきや、賑わう居酒屋で酒を飲む。

ものすごい両極端を行き来していますね笑

連休中に向き合っていたAIの論理は純粋です。でも、それは無色透明で人間味がなく、しょせんは「機械の正論」でしかないのです。

それゆえに、のめりこんでしまうと時間があっという間に経過してしまい、Pythonでコードを書いたりローカルAIにテキストデータを格納し、内容の深堀をしたり・・・。

しかし、現実のビジネスや社会において、その無色透明な正論だけを振りかざしても人は動かないもの。

私だって、正論だけをいう人間と相対したときは負けたフリだけしておさらばです。

人間は感情の生き物です。

感情という色がつかないと、どんな理論も人を動かさない。

旧友との時間で感じたような「濁りのある感情(人間臭さ)」を、あえて無色透明な理論に混入させるプロセスが必要なのです。

不安の正体に「光を当てる」という導き

連休が明けると、世の中にはバタバタとした焦りや、漠然とした不安を抱えた空気が漂いがちです。

私も国税時代は仕事が憂鬱でしたね。

お客さまが不安を抱く理由は何か?

極めてシンプルで、「よくわからないから」ということに尽きます。

人間は、正体が見えないモノに対して一番恐怖を感じますからね。

市役所からなんか通知が届いてるけど、スルー。

税務署から郵便が来てるけど、開けないでいいや。

こういう行動をとってしまう背景には、よくわからないモノへの恐怖心があるのではないかと私は思います。

そんな時、税理士として私がすべきことは、ただ共感して慰めることではありません。

共感したとしても、目の前のよくわからないモノは消えてなくなりません。

お客さまが「よくわからない」と怯えているものに対して、プロとしてスッと光を当て、その正体をお客さまの目の前にハッキリとさらけ出してあげることです。

正体さえ見えてしまえば、不安は自ずと消え去り、安心感とともに地に足をつけていただくことができるのです。

ですから、役所から郵便が届いたとき、私にご連絡するようにお客さまにはお伝えしております。

こういうことが、人間としての感情の濁りの作用。

生成AIに相談して、「それは大丈夫です」と言われて安心できるかどうか。

専門性をブーストさせる「AIとの掛け算」

よくわからないモノの正体に光を当てる。

そのために今日から私が実務で発揮していく実践のテーマは、AIとのかかわり方です。

最近の学びで腑に落ちたのですが、AIとは単なる便利な効率化ツールではなく、個人の「専門性をブーストさせるもの」です。

AIは、自分にないものをゼロから作らせるのではなく、自分が持っている武器を強力にすることができるもの。

無色透明なAIに仕事を丸投げすることではなく。

私自身の人間臭い思考や感情に、AIの処理能力を「掛け合わせる」ことです。

AIはいわば、私自身の「装備品」のようなものだと思っています。

AIだけでは何もできませんし、装備品だけ置いてあっても意味がない。

人間という存在にAIという装備品を着用させることで、両者とも本領を発揮して能力を存分に活かすことができるはず。

ということはAIを学ぶよりも前に、自分自身の専門性を突き詰めることから始める必要がありますね。

ゼロにAIを掛け算しても、出てくる答えはゼロ。

逆に、掛け合わせるものが増えれば増えるほど、AIを掛け合わせれば大きなアウトプットとして出てくる。

ここしばらくは、税務会計の学びはまだまだ続ける必要がありそう。

【編集後記】

昨日は午前中から外出。

帰宅後、ブログ更新。

お客さまの会計データのチェック。報告の作成。

夕食後は「Obsidian」。Pythonと掛け合わせ、良い形になってきた。