迷ったときは
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、迷ったとき。
進むべきか、退くべきか
仕事でもプライベートでも、判断を迫られることは日常生活よくあります。
自分の人事に関することから、今日の昼食をどうするか、までレベル感は様々。
昼食程度であれば、適当に決めてしまってもいいのですが、
自身の進退にかかわることだと、適当に決めるわけにもいきません。
こんな場合の判断基準は、
- 迷ったときは「イエス」と言う。
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
でした。
特に、仕事においては。
前職の環境がそうなのかもわかりませんが、
期待している社員(職員)には功績を挙げるチャンスを作る
という雰囲気があったように思います。
冷たいようですが、どうでもいい人にはどうでもいい仕事しか振られません。
この「チャンス」、決して楽なものではなく。
基本的には、しんどい、重い、ストレスがかかる、というもの。
だからこそ、これらに耐えて、功績を挙げたときにはそれ相応の報酬=人事の評価もある、ということになります。
私は、やはり良い評価をもらいたい=給料面の処遇、人事での処遇ということが頭にチラついていましたので、
「これやってみる?」
と聞かれたときは、やりますと答えていましたし、
人事異動で思いもしなかった部署を内示されたときも、特に何も反応しませんでした。
反応、といっても、ネガティブな反応をしない、ということです。
で、肝心なこととして。
こういうことに耐えた先に、自分の望んだ未来があるのかどうか。
普通、耐えたらラクになる、とみんな思うのです。
ところが意外とそれは逆のことが多くて、
耐えた先でもっと耐えなければならない場面が続いていく。
この試練を耐えたからアメをあげよう、ではなく。
この試練を耐えたから、次はもっと強烈な試練を与えてやろう、という仕組み。
これはやってらんない。
判断基準を変える
正直、もうしんどいな、と。
これで後30年、定年まで持たない。
ということで、
前職最後の「迷ったらイエス」を発動して、
思い切って独立開業した次第。
開業してからは、この判断基準についてブラッシュアップしました。
- 迷ったときは「イエス」と言う。
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
に加えて、
- 迷ったときは、機が熟していない
- 自分の心を守りましょう
という判断基準を新たに設定しました。
組織で働いていたときは、何だかんだで守ってもらっていた側面もあったのが事実。
だからこそ、前へ前へ進むことができた。
今はむき出しの自分自身で勝負しなければならない。
そりゃ慎重にもなるってことです笑
- 迷ったときは「イエス」と言う。
- 迷ったときは、機が熟していない
これ、二律背反なのですが、都合よく使えばいいと思っていて、
迷ったときにどちらの言葉の方が腹落ちするか。
腹落ちした方で判断すればいいのです。
そこに、
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 自分の心を守りましょう
でバランスを取ります。
大きな利益を得ることができそうでも、
自分の心がヤラレてしまえば意味がない。
心の不調は即座にパフォーマンスに影響します。
そして長引きがちでぶり返すことも。
心にダメージが入りそうな場合は、距離を取る、判断をしない、
ということで機が熟すのを待つ。
個人事業主、自分が働けなくなったらおしまいですから。
自分の価値観をどこに置くか
判断基準なんていうものはコロコロ変わってくるものだと思っています。
小学生中学生の頃とは、当然肉体的にも変わっていますし、
精神面でも変化しているはず。
「昔と変わらない」ということが良いのかどうか。
「昔と変わった」ということが悪いのかどうか。
時々の価値観をどこに置くかで変化していくのでしょう。
今は、組織から離れてひとりになったばかりなので、こういうような価値観になっているだけかもしれません。
(もう退職してから一年半たちました。「まだ」一年半、とも言えますか)
その時々の自分の置かれた状態で価値観なんていくらでも変えてもいいし、
そのことで自分を責める必要もないし、他人から責められるいわれもないのです。
私も、明日には全然違うことを言っているかもしれませんしね。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
お出かけして池袋の図書館へ情報収集を。
午後からは新橋でセミナーを受講。
税理士としての生き方や考え方のヒントをたくさんもらいました。