法律は身を守る「盾」。でも・・・

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、法律は身を守る「盾」。でも最強の「魔除け」は自分の価値観を発信すること、というお話。

ルールで制御しようとする限界

昨日は、知り合いの税理士さんと弁護士さんが主催する法律セミナーを受講してきました。

改めて感じたのは、「正しい法律の知識は、自分自身の身を守る強力な盾になる」ということです。

一応、大学時代に法学部で法律を学んだつもりではあったのですが・・・笑

ビジネスをしていく上で、契約や法律に関する正しい知識を持っておくことは、ひとり税理士だけではなくすべての関係者にとっても大切なことですね。

しかし、その一方で強く感じたこともあります。

それは、「契約(ルール)だけで、人間関係のすべてを制御しようとするのには限界がある」ということです。

もし、相手がトラブルを起こすのを防ぐために、契約書をガチガチに固めようとするとどうなるでしょうか。

あれもダメ、これもダメと、ルールが際限なく増えていくだけです。

もちろん最低限の契約は必要ですが、お互いに幾重にも重なったルールで縛り合い、監視し合うような関係性は、決して心地よいものではありません。

発信を「魔除け」とする

ビジネスにおいて本当に大事なのは、分厚い契約書で相手を縛ることではなく、

「そもそも、細かなルールで制御しなくても心地よく付き合っていける人と出会うこと」だと私は思います。

そして、「分厚い契約書」で防衛策を取ったとしても、その契約書ごとぶち抜いてこちらに害をなそうとしてくる方はいらっしゃるわけで。

ルールで関係性を制御することと、ルールさえあれば大丈夫と思いこむことはまた別の次元です。

では、どうすればそういう人と出会えるのか。

そのための最強の方法が、「自分の価値観を積極的に発信すること」だと思います。

例えば私は、「脱税には協力しない」「過度な節税も行わない」というスタンスを明確にしています。

私が毎日こうしてブログを書き、自分の仕事のスタンスを隠さずに発信しているのは、単なる「広告」のためではありません。

自分の価値観をオープンにすることは、私と合わない人を自然と遠ざける「魔除け」の役割を果たしてくれます。

「元国税の税理士なんだから、もっと裏技的なことをやってよ」と考える方は、私の発信を見れば「この税理士とは合わないな」と感じ、最初から私のもとへは来ません。

そして結局残るのは、私のスタンスに共感し、「正々堂々と事業を伸ばしていきたい」と考えてくださる方だけになります。

山奥の温泉にしょっちゅう入りに行き、温泉の近場に住みたいがばかりに引っ越しをもくろむ私のことを面白がってくれる方は、来てくれますかね笑?

当たり前のことを、きちんと、お互いに

この「魔除け」を突破して出会えたお客様との間には、ルールで縛られた関係にはない、最高の心地よさがあります。

それは、「当たり前のことを、きちんと、お互いに」できる関係性です。

特別なことではないのです。

嘘をつかない、無理なごまかしをしない、約束を守る、そして相手に敬意を払う。

わざわざ契約書で縛らなくても、そうした「当たり前のこと」が自然と成立する。

お客様と業者という上下関係ではなく、「お互いに」きちんと向き合える。

この安心感があるからこそ、無駄な腹の探り合いなどにエネルギーを奪われることなく、お互いのビジネスをどう良くしていくかという前向きな話に100%集中できるのです。

法律という「盾」で万が一の事態に備えつつ、日々の発信という「魔除け」で、心地よいご縁を引き寄せる。

これからも、このスタンスで自分らしく、お客様と「当たり前のことをきちんとし合える」良い関係を築いていきたいと思います。

【編集後記】

昨日は午前中はブログ更新。

午後からは都内に出かけ、法律セミナーに参加。

夕方からは別の勉強会に参加。

【筆者紹介】

 

 

 

 

 

 

 

 

【国税OB】の税理士・村田龍矢        (Tatsuya Murata)。練馬区を拠点に、個人事業主や経営者に向け、難解な税金や実務の仕組みを分かりやすい言葉に「翻訳」して発信中。税務署側の視点と実務経験を活かした、安全で確実な税務サポートと、経営者の時間を奪わないスマートな非同期コミュニケーション(メール・チャット特化型)を得意とする。