どこまで自分で引き受けるのか?
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、仕事とマンパワーの話。
絶対的なマンパワー不足
弊事務所は、税理士である私がひとりいるだけです。
従業員を何人も雇って、という事務所さんとは違います。
となりますと、当然物理的に仕事ができるのは私だけしかいない。
私がこなせる物量の仕事しか受けることができない状態です。
つまりマンパワーが圧倒的に足りていない。
自分が動いた分だけ、報酬をいただく
そのため、
「顧問税理士さんに記帳から決算書作成から、申告書までぜ~んぶお願いしたい」
という要望に関しては、それなりの報酬を年間でいただくようにしています。
他の事務所さんと比べて、比較的高めのお値段を提示しています。
自分だけ、という乏しいマンパワーのうち相当量を投入しますので、「安く」ということは難しいのです。
その代わり、
「会計入力は自分でやるので、とりあえずチェックだけお願いしたい。」
「申告書の作成だけスポットでやってほしい。」
「顧問をお願いして毎月顧問料を払うほどビジネスの規模が大きくないから、四半期に一度、スポットでアドバイスをもらいたい。」
「税務署から調査の連絡が来たから、立会いをしてほしい。」
と、いうような、
- お客様ご自身である程度、入力していただける
- スポット的なお仕事で、乏しいマンパワーでも十分に対応できる
ご依頼であれば、税務顧問と比べてリーズナブルにご提供しています。
お客様のニーズをくみ取る
所詮はひとり税理士事務所、対応できる範囲はそこまで広くはありません。
だからこそ、自分でできる範囲とお客様のご要望とをすり合わせを確実に行う必要があると思っています。
お客様が何を求めていらっしゃるのか。
「顧問をお願いしたい」
というケースでも、よくよくお話を伺ってみると、毎月の領収書が20枚程度、従業員も雇っていない、売上先も特定の相手、など。
このようなケースでは、ご自分で会計ソフトへの入力をしていただけないか、お話をしています。
私へ支払う年間税理士報酬額も安くなりますし、私としましても乏しいマンパワーの中で最大限細やかな対応ができるのでありがたいのです。
顧問のお客様をどんどん増やすのが王道なのかもしれません。
ただ、どんどん増やした先に、お客様への対応がおろそかになるようなことは避けたい。
であれば、こんな風な方針で細々と税理士業を続けていければなと思っています。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からはオンライン面談とオンライン研修の受講。
オンラインばっかりだな。