間口は広げる、入口は整える
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、間口と入口について。
間口を「広げる」
言葉の定義から。
この記事においては、間口とは、
受ける仕事の範囲
を意味しています。
税理士の仕事の典型的なものとしては、
- 税務顧問
- 記帳代行
- 決算、申告作成
といったところでしょうか。
こういう内容のメニューを出して、私は、こういうことができますよ~
と世間に声を上げているわけですね。
これは当たり前のことで、何ができるかわからない相手に仕事を頼もうとは思わないでしょう。
なので、自分はこういうことができます、とメニューを出しておく必要があるのです。
で、上に挙げたような典型的なもの以外にも、
自分ができる仕事があるなら、それをメニューに出して仕事の間口を広げておきましょう。
私の場合例えば・・・
- タイムチャージ式の単発相談
- セミナー講師、講演
- 税務調査のリハーサル
といったものも、メニューに出してご提供をしています。
仕事の間口はどんどん広げていいと思うのです。
潜在的なニーズはどこに隠されているのか、なかなかわかるものではありませんので、
間口を広げておいて、どの個所からクライアントにお越しいただけるのか、探求しましょう。
入口は「整える」
ここでも言葉の定義から。
この時期においては、入口とは、
ご依頼を受けるルート、仕事の方向性
を意味します。
仕事を受けるルートは、現代では様々なものがあります。
一昔前なら、電話が圧倒的。FAXや人づての紹介もあったんでしょうか。
今では、メール、ホームページのフォーム、SNSのダイレクトメッセージなど、手段が広がっています。
このルートを整えることが必要です。
仕事のご依頼を、電話でも、メールでも、SNSからも、何からでも受けます、だと大変です。ちょっとしんどいなと。
また、仕事の方向性も大事。
脱税相談は言語道断、また、過度な節税対策も受けてはおりません。
こういう仕事は受けません、と事務所ホームページに書いてあります。
お話を伺って、それはできませんと断って、だとお互い時間を無駄にするだけですしね。
方向性が違うのであれば、仕方がありません。
なので、弊事務所では事務所ホームページのお申込みフォーム一択です。
事務所のホームページをご覧いただくことで、私の人となりを見ていただけますし、仕事へのスタンスもご理解いただけるかなと思っています。
また、フォームからのお申込みにすることで、ご依頼内容が文章として私まで届くようにしています。
文章は形が残るので、お互いに安心ですよね。
自分の方向性を明確に!
自分の方向性がわかっていないと、できません。
方向性を明確にするということは、周りの同業の方との違いを出す、ということですね。
そのためには、自分にどんなことができるのか、知る必要があります。
それは自己分析でもいいですが、一番いいのはクライアントに聴いてみること。
クライアントにどういうニーズがあって、自分に仕事を頼んでくれているのか。
思いもよらないニーズだったとしても、お金になっている以上は仕事として成り立っているということですから、
それはメニューに出してもいいんじゃないでしょうか。
で、そうすると、
他の人はこんなことをやっていないよなとか、
変に悪目立ちしそうだなとか、
心配になってくる方もいるでしょう。
でも大丈夫です。
残念ながら、そこまで誰も見てないものです。
あの人、変なメニューを出してるわ、とか、いちいち見てないです。
もし万が一、変なメニューを出すな、と言われるようなことがある場合、
そーっと、そういう人からは距離を取りましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新と午後の準備。
午後からは、申告作成と単発でのご相談。ご家庭での税金の疑問について、いくつか。
相談終了後、面談記録の作成を行い、夕食の買い出しに。
夕食後は、事務所の月次決算とゲームを少しだけ。