独立して「これは・・・」と思ったこと3つ
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、独立して「これは・・・」と思ったことを3つ、お話します。
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①自宅仕事
自宅で仕事。
いいことばかりかというと、そうではありません。
まず緊張感を保てないのです。
インターネットもつながる。
テレビもある。
ゲーム機だって。
何より、「人の眼」がありません。上司も同僚もいません。
自分の仕事ぶりを監視する他者が傍に全くいない。
これでどうやって緊張感を保てというのでしょうか。
職場だと、少し疲れたなと思ってもダラダラできません。自宅だとこれができてしまいます。
自分自身で「仕事モード」のスイッチを押すことができない方は、自宅仕事は向いていません。
面倒でも、職場・オフィスに出勤して仕事をした方がいいでしょう。
私自身、緊張感を保つために、
- 独立した仕事部屋の確保
- 仕事部屋には注意をそらすモノは置かない
この2つを徹底しております。
仕事部屋がプライベート空間と共通だと、どうしても仕事モードになりにくいように感じています。
そのため、仕事だけのために一部屋設けました。
また、かといってその部屋にテレビやゲーム機が置いてあると、ふと気を抜いてしまうと遊んでしまうので、
こういうものは一切置いていません。
スマホは・・・まぁこれを完全に排除するのも難しいわけですが、
集中したいときはスマホはプライベート空間に置いてきて、仕事部屋から追い出します。
とはいえ、あまりこれを多用すると、お客様からご連絡があっても対応できないので、ほどほどにしています。
②経費は全部自分持ち
- 仕事場への通勤費、旅費
- 仕事で使う道具や消耗品
- 仕事で必要な飲み物代や食事代、リフレッシュに必要な施設の利用
こういったものは、組織勤めをしていると勤務先で全部負担をしてくれていましたね。
もちろんこれ以外にも、色んな手当がありました。
自宅を借りれば「住宅手当」、扶養家族が増えれば「扶養手当」、もし勉強して資格を取りたくなったらその勉強代の負担も。
給与明細を見ていると、基本給のほかに色んな振り込みが勤務先からあったものです。
独立すると、当たり前ですがこれらは全部自分持ち。
手当なんて、ありません。
仕事現場への出張に使った電車賃、タクシー代。
仕事で使う文房具やパソコン、デスク。
仕事場に置いたコーヒーメーカーの利用料、打ち合わせに使ったカフェ。
こういったものは全部自分が支払わなければいけません。
もらったレシートや領収書を付ける相手はいません。
独立して自分で計算してみると、勤務先は相当な金額を仕事のために負担してくれていたんだなと思います。
③誰も指示をしてくれない
今日はどこで仕事をしようか。
何時から何時まで働こうか。
そもそも、何の仕事をしようか。
・・・自分で決めてください。
独立開業するとは、そういうことです。
自分だけしかいません。従業員を雇うことはあるでしょう。
しかし、自分の上には誰もいません。「取引先」ですか?
それはあくまで取引先なのであって、「上司」ではありません。
あれをしろこれをしろ、この仕事はどうなってる、期限に間に合うのかどうか、
こういった仕事の進捗管理は自分で行う必要が出てきます。
自分の仕事について指示を出してくれる人はいません。
マネジメントは自分の仕事となります。
今まで言っていた上司への不満グチ。これからは自分自身に向かうことになりますよ。
指示を誰もしてくれない状況。これに耐えることができる方が独立開業の道を進めるのです。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からは支部の研修会に参加。税制改正について。
講師の方の資料の作りが素晴らしく。お話も分かりやすいもので、研修会参加の意義はあるなと感じた。
帰宅後は、クライアントのExcel入力を引き続き。