【記録】公務員→独立開業の健康保険の切り替え
組織勤めから独立開業する際に、気になるのが健康保険の切り替え。
私は、2023年7月に国税の職場を退職し、税理士として独立しました。
自身のケースを記録として残しておきますので、手続きなどご参考にしていただければと思います。
国税の退職時
退職直前は、国税局で勤務していましたので、このことを前提にお読みいただければと思います。
退職にあたっての手続きを進める一環で、
- 元職場の社会保険を任意継続するか
- 退職日以降は国民健康保険に切り替えるか
という判断を行う必要があります。私の場合は、退職する1か月くらい前には、手続きの書類を提出しました。
任意継続の場合は、これまで会社・役所が負担していた分の保険料も自分で支払うことになりますので、単純に負担は給与明細の数字の2倍となります。
その金額を国民健康保険に切り替える場合と比較して、どちらの負担が大きいのか、確認してから判断した方がいいでしょう。
国民健康保険の保険料は、住所がある自治体のホームページで計算して確認しました。この計算の際には、職場から発行される源泉徴収票か、確定申告書が必要になります。
健康保険:私の選択
計算した結果、任意継続にした方が保険料が安くなりましたので、任意継続の手続きをしました。
国民健康保険の金額が高いのか、公務員・会社員が優遇されているのか、何とも言えませんが。私の場合、2万円近く差がありましたね。
退職前に、これまで使っていた保険証を提出し、退職日に新しく保険証をもらいました。
そして年が変わり、年度末が近づく2024年3月初旬、元職場から2024年度の保険料の支払金額と、任意継続を脱退する場合の手続きに関するお知らせが届きました。
ここでまた、任意継続をするか国民健康保険に切り替えるかの判断が必要です。
独立開業された方は、確定申告をされていることと思いますので、申告書の数字を基に国民健康保険に切り替えた場合の金額を計算してみましょう。
私の場合は、国民健康保険に切り替えた方が安上がりになりますので、任意継続を脱退することとしました。
国民健康保険に加入する手続き
必要な書類は、
- 元職場から届いた「資格喪失証明書」
- マイナンバーカードなど身分証明書
になります。
住所地の自治体に問い合わせてみましたが、マイナポータルでの加入手続はできないそうです・・・。
そこで、前の職場の健康保険が切れた後の4月1日に、書類をもって役所に行ってきました。
問い合わせた際に、「4月1日は窓口が大変混みあいます」と言われていたので覚悟していましたが、午後一番で行ったところ40人待ち。
2時間ほど待ちました。(読書がはかどりました)
ですので、保険証の入手を急がない方は、数日ずらした方がいいかもしれません。
さて、新しい保険証の発行ですが、
- 特定記録郵便でおよそ一週間後に送付
- 窓口で当日交付
のどちらかとなるようです。ただし、窓口での当日交付をしてもらう場合は特定の庁舎のみ対応しているとのことでしたので、事前に問い合わせておいたほうがいいでしょう。
そして最後に、これまで使っていた元職場の保険証は、忘れずに返却しましょう。
なお国税の場合は、特定記録郵便など記録が残る郵便で返送するよう指示がありました。
【編集後記】
時間はかかりましたが、何事も経験かなと思います。こういう手続きは、そう何度も行うわけではないので。ブログのネタにもなりますし。
さて、昨日は朝一のブログ更新。更新後に近所の神社に参拝に行く。桜がぼちぼち咲いていました。
神社の近くを歩いていたところ、気になるインドカレー屋を発見。当たりでした。今後、通いそうな予感。
その後、電車に乗って役所へ。健康保険に切り替えの手続き。読書しつつ待つ。
保険証を入手して本屋に立ち寄って帰宅。