インボイスの公表サイトで何が見られる?

インボイスの登録をすると、「国税庁適格請求書発行事業者公表サイト」に個人事業主の情報が掲載されます。

一体、何が掲載されているのでしょうか・・・?

掲載情報

  1. 個人事業主の氏名・名称
  2. 法人の場合は、本店所在地
  3. 特定国外事業者以外の国外事業者については、国内において行う資産の譲渡等にかかる事務所などの所在地
  4. 登録番号
  5. 登録年月日
  6. 登録取消年月日、登録失効年月日

上に書いた情報がサイトに掲載されています。

またこれ以外にも、

  • 個人事業主の「主たる屋号」(例えば「村田龍矢税理士事務所」とか)
  • 個人事業主の「主たる事務所の所在地」

というのも掲載できます「適格請求書発行事業者の公表事項の公表申出書」という届け出を税務署に出す必要があります。

ちなみに私の場合は、こんな感じで検索されます。↓

検索方法は?

「インボイス番号」のみで検索可能となっています。

もらったインボイスに書いてある番号をチェックして、本当にインボイスの登録事業者なのかどうかを確認する・・・という趣旨なのでしょう。

確かに、消費税の計算上、「インボイス」でなければ納税額が増えますので、インボイスのチェックは事務手続上では必要でしょう。

チェックの手間を減らすために国税庁でも色々とやっているようではあります。

(条件にあてはまる方は、「少額特例」「簡易課税」「2割特例」をうまく使いましょう!手間が激減します。)

本名バレるの?

というリスクはあります。

インボイスを発行した相手方には、公表サイトを使ってインボイス番号で検索出来ちゃいますので・・・。

現状、国税庁側の対策を待つしかない状況です。

ペンネームなどで活躍されている方は、このあたり、リスクがありますので要注意です。

【編集後記】

昨日は朝一のブログ更新。

それからお友達とお出かけ。栃木のお城を見に行ったり、温泉に入ったりでリフレッシュ。