仕事モードへの切り替えがしんどいときは
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、切り替えのしんどさについて。
仕事モードに切り替わるけど
昨日の記事は、休みモード→仕事モードへの切り替えについて、でした。
そこで、特定のトリガーで心身が仕事モードへ切り替わる、ということをお話ししました。
でも実際問題、仕事モードへ切り替わったとしても、何だか調子が出ないな。
ということは普通にあります。
長期休暇明け、仕事を頑張るぞ、と頭では考えていても、
何だか身体がついて行かないのです。
休み明けにやることのリストを作っていても、いまいちピンとこない。
パソコンで資料を読んでみても、なんでこんな資料になったんだっけ?と思ったり。
モードの切り替わり自体は、一瞬でできるのでしょう。
でも、モードを動かしていくには「慣らし運転」が必要です。
休み、特に長期間の休暇明けでは、いきなり全力で仕事ができないことがあります。
それは、休みモードに入ったせいで、仕事モードのときの頭と体の動かし方をちょっと忘れているんですね。
なので、いきなり全開で仕事モードを動かそうとすると、
あれ、こんなはずでは?となりがち。
スモールステップ
仕事モードに切り替わったばかりの状態では、
いつもの自分の3割くらいしか力が発揮できないと思っておいた方がいいです。
普段ならしないようなミスをしてしまうのです。
なので、仕事モードの慣らし運転中は、難しい仕事、ハードルが高い仕事は行わないようにしましょう。
私も、公務員時代はそうしていました。
お盆休み明け、正月休み明けのときは、初日にいきなり出張とか、納税者に電話するとか、
エネルギーを使いそうな仕事は入れませんでした。
もちろん、残業もナシで。
その代わり、些細なことで自分を肯定するようにしていました。
例えば、
- 会社に遅刻せずに出勤できた→エライ!
- 出勤簿に忘れずにハンコを押した→エライ!
- 部内への周知メールを忘れずに送信した(文面は休み前に作成済み)→エライ!
いや~、ちゃんと会社に出勤しただけでも立派なもんです。
長期休暇明けの憂鬱な気分にもかかわらず、出勤できたんですから。
それだけでも、十分自分をほめていいはずです。
で、大概は丸一日働けば慣らし運転も完了しますので、翌日からは普段通りの働きができるはず。
常に「とろ火」を点けておく
この、「モードの切り替え」、ストレスなんですよね。
私自身、これがすごく嫌で。
誰もしんどい思いなんてしたくないでしょう。
だったら、モードの切り替え自体無くせばよいのです。
モードの切り替えなんてやってるから、しんどい思いをしなきゃいけない。
なので、独立してからは、「完全オフ」の一切仕事をしない日を作らないようにしています。
最低でも、「このブログ」の更新は毎日しています。
ごく弱~い仕事モードに常に入れています。
いつでも、とろ火を点けているようなもんです。
毎日強火でもないし、火を切るという訳でもない。
とろ火を付けておけば、中火にも強火にもいつでも上げることができます。
いったん消火してしまうと、点火の際にかなりのエネルギーが必要です。
会社員・公務員だと、ちょっと難しいかもしれませんね。
残業の問題もありますし。
ただ、それでも「常にとろ火を点ける」という意識を持っておくだけでも、また違ってくると思います。
とろ火、絶やさないようにしましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後から埼玉県に出張。クライアントの事業所で確定申告の打ち合わせ。
夕食を摂り帰宅。