緊張感を保つには
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日のテーマは、緊張感を保つために。
自宅事務所の宿命
それは、緊張感が無いこと。
かろうじて仕事用のスペースとプライベートのスペースは分離できているのでまだマシという状態。
個人事業主として開業以降、「通勤」という苦痛から解放された代償に、
緊張感は無くなりました。
言い訳すると、
ゼロ距離でテレビやらこたつやら、ベッドがあるのですから、これはもう仕方がない。
さて、開業するにあたり、固定費の削減はマストです。
個人事業主の大きな固定費の一つが、事務所家賃。
「事務所」というからには、当然クライアントと打ち合わせができる環境でないといけません。
最低でも駅から徒歩で数分、お車でいらっしゃるかもしれないから、駐車場もあって・・・
なんて考えていると、いったい毎月いくらかかるのか。
特に、売上の目途が立たない状態での独立。
税理士とは言え、資格があるだけで自動的に仕事が来るわけもなく。
自宅のほかに事務所を借りて、そこで税理士業を、というのが王道なのでしょうが、
そんなことをしたらあっという間に資金がショートしてしまう。
それに、最初は小規模に始めようという思いもあり、
自宅での開業を選んだのでした。
緊張感を保つ
要するに、
仕事以外の方に興味を向けそうなモノと物理的に距離を取る、
ということ。
仕事の邪魔をしそうなもの。
筆頭はテレビ。
まず、仕事スペースにテレビを置かない。
テレビがあったら、それはテレビを見るでしょう。
最初からそばになければいい。
次に、スマホ。つい、SNSが気になってしまう。
最初の一歩として、アプリの使用時間に制限をかける設定から始めましょう。
特定のアプリの使用時間が1時間を超えた場合に、警告が出て使用できなくなるようにしています。
ま、無視してアプリの使用自体はできるんですが、
結構無意識に触っているんですよねこれが。
このアプリに使っていた時間で他のことができたんでは・・・?
積ん読していてSNSとか動画視聴をしているんかい、というお叱りが来そうな。
ここから、段階を踏んで強度を増していきますが、
- 機内モードにして通信を遮断する。そうすれば通知も消えるでしょう。
- いっそのことスマホの電源を切ってしまう。
それでもスマホが気になる場合。
別部屋に置いておくというのもいいかもしれません。
仕事をしている傍でスマホの画面が見えるから気になるのです。
だったら、遠いところに置いておけばいいのです。
私も、数時間単位で集中したいというときは物理的に距離を取っています。
そして根本的に、スマホアプリの削除。
さすがにそこまでする勇気は・・・ない。
外で仕事をする
出張してその帰り。
夕食の時間にはまだ早いというときは、
大体カフェに寄り、何かしらの仕事をしています。
お金を考えれば、自宅に直帰し自炊、となりますが、
出張して頭が仕事モードに入っているので、帰宅するとプライベートモードに切り替わってしまうのです。
そうなりますと、どうやっても仕事なんて無理。
最初から自宅事務所で仕事をしていれば、そんなことはないのですが、
いったん外に出てしまうと、外→内になるときに恐らく周囲の環境がガラッと変わってしまうせいなんでしょうね。
なので、そこはあえて帰宅せず、カフェに入るのです。
当然自宅ではないので頭は外モード。
テレビもないし。
それになにより、「他人の眼」があります。
ダラダラするにも限度があるというもの。
あとは、スマホをなんとかしてしまえば大丈夫。
私の場合は、スマホは仕事カバンに放り込んで物理的に隔離しています。
別に半日もカフェで過ごすわけもなく、精々2時間が限度。
2時間以内なら、これくらいの対策で十分でしょう。
【編集後記】
ただ、どうしても緊張感が抜けるというときは、
いっそのこと仕事を止める、というのもいいかもしれませんね。
やる気でどうにかできるもんでもないでしょうし、
気分転換すれば緊張感も戻ってくるかもしれません。
さて、昨日は朝一のブログ更新。
お昼から埼玉県鶴瀬に移動し、クライアントの事務所を訪問。
クラウド会計入力のご相談を夜まで。