仕事環境を自分の管理下に置く
ぶっつけ本番は怖いな~
前職の公務員時代、勤務最後の一年間は職場内研修の管理運営でした。研修開催にあたって、パソコンやプロジェクター、マイクの手配も私の仕事でしたが、研修環境の設定は可能な限り前日のうちに確認するようにしていました。
機材の動作環境など確認せずに本番を迎えると、必ずトラブルが起きます。マイクの音声がスピーカーから出ない、プロジェクターの表示が小刻みに揺れる、スクリーンまでの距離が近くてうまく資料が映らない、など。
本番でこういったことが起きると、パニックになります。「何やってんだ」と苦情にもなります。
これが不思議なことに、事前確認しておくと、本番で何かトラブルが発生しても意外と何とかなるんです。いや本当に。
本番に近い環境にどこまで近づけるか
機材などの事前確認も大切ですが、自分が普段使い慣れた仕事道具を使うことの方が大事だと思います。
セミナーを開催するにあたって、使い慣れた会場、自分のパソコン、自分のプロジェクター・・・。概ね、こういった機材はセミナー会場が貸し出してくれるものでしょうが、「自分がいつも使っている機材」が一番安心です。
借りてきた機材では、微妙に設定が違うこともあり得ます。そうなると、トラブルも発生すると。
「リスク管理」
自分が100%の力を発揮できる環境やフィールドを自分で用意してあげる。これはリスク管理の問題だと思います。
私はひとりで仕事をすることが大半です。頼る相手は基本的に自分だけ。だからこそ、自分の力を発揮しやすいフィールドを整えることが必要です。あまりにもアウェーでは、力が発揮できずお客様にも迷惑が掛かってしまいます。
例えば、ひとりで事業を営んでいるため、外部との連絡手段で「電話」は避けたいところ。必ず応答できる保証はありません。ホームページに連絡先の電話番号を載せず、依頼フォームを通してメールでご連絡をいただくようにしているのもこのため。
メールで文章という形でコンタクトを取っていただく方が、私にとっては「確実」なのです。それに、お電話をいただいてその場で商談、というのは気質的にも向いていないことは自分でよくわかっていますので。文章でいただければ、こちらも冷静に文章でお返しすることができます。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後はホームページの改修。かなり見た目が良くなってきた。
夕方からは税理会のオンライン研修。試しに受講してみる。
夜は蔵書の整理。