今更だけど確定申告の流れ
確定申告期間も終盤。
でも、まだ申告が終わっていない~
という方に。
基本に立ち返り、確定申告のおおまかな流れを確認しておきましょう。
税金の計算の前に
まずは自分の収入関係を整理しましょう。
個人事業を営まれている方は、事業について利益を計算していただく必要があります。
計算方法は、「売上-経費」です。
ただ、この計算は、会計ソフトを利用していれば自動的にやってくれます。
なので、まずやることとしては、
会計ソフトへ日々の取引を入力する
ということになります。
会計ソフトへの入力
といっても、2パターンだけ。
- 売上の入力
- 経費の入力
です。
売上については、ご自身で請求書を発行しているはずですので、そちらの金額を入力しましょう。
経費については、一年分のレシートや領収書を残していると思います。こちらをとにかく入力しましょう。時系列順に整理して入力して・・・とできれば理想的ですが、今の段階となってはそんなことを言っていられないので、とにかく手あたり次第入力すること。
勘定科目についても、深く悩まないようにしましょう。正直、経費にしてはいけないものを入れない限り、そこまで問題になりません。消耗品を会議費に間違っても、税金の計算上、大きな問題ではありません。悩まずとにかく手を動かすこと。
ここまで入力したら、あとは決算整理の仕訳を入力しておしまい。
とはいえ、決算整理と言っても、
- たな卸資産の入力
- 減価償却費の入力
このあたりだと思いますので、心当たりがある方は忘れないようにしましょう。
ここまで終われば8割は終了です。
ここから確定申告へ
会計ソフトの入力が終われば、「決算書」をソフトから出力しましょう。
大抵の会計ソフトは、できると思われます。
その際に、
青色申告の方は、青色申告決算書
白色申告の方は、収支内訳書
になります。
決算書の、売上金額を確定申告書の収入金額へ、所得金額を確定申告書の所得金額へそのまま転記します。
後は、控除関係。
社会保険料の領収書とか、生命保険料の証明書、医療費の領収証を集めて計算しましょう。
ただ計算と言っても、この辺りは申告ソフトがやってくれます。
国税庁の確定申告書作成コーナーでも十分です。
控除の入力が終われば、晴れて提出。お疲れ様でした。
あ、納税も期限までに忘れずに。
【編集後記】
昨日はゆっくり目のスタート。
買い物したり、ブログを書いたり、自分の会計事務を終えたり。
後は、身辺の整理を少しずつ。物も増えたし。