価値観が傷ついたときは
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、価値観が傷ついたとき、どうするか。
「価値観」が傷つけられたとき
価値観というものは、人それぞれで違います。
価値観。こう言うと難しく聞こえるかもしれませんね。
自分が一番大事なもの。
こう言いかえれば、わかりやすくなりますか?
価値観がみな同じなら衝突することもないのでしょうが、残念ながら人の数だけ価値観というものは存在します。
「似たような」価値観ならたくさんありますが、完全に細かい部分まで含めて価値観が一致するという人は、地球上にほとんどいないのではないでしょうか?
だから、価値観を表に出したり出されたりすることで、衝突してしまう。
衝突すると、価値観だって傷つくものです。
傷つくことは「しょうがない」
価値観が傷つくのは、しょうがないのです。
人の数ほど価値観はありますから、価値観同士の衝突もあるのは当たり前。
同じような価値観の人同士でつるんでいたとしても、
傍から見れば円滑な人間関係が築けていそうな雰囲気を醸し出しているように見えますが、
それは円滑な人間関係を演出するために、各人がそれぞれ価値観を押さえて我慢してつきあっているだけです。
自分自身が価値観全開に表に出して、自分を受け入れるように迫った場合。
お互いの価値観が違う部分で衝突が起きるわけです。
衝突が起きていないように思えても、それは相手が自分の価値観を譲ってくれたというだけ。
相手の価値観は見えない部分で傷ついているかもしれない。
なので、相手の価値観を傷つけていたって、それはもう「しょうがない」。
ですし、自分が誰かに価値観を傷つけられても、「しょうがない」のです。
お互いに価値観を傷つけたり傷つけられたりしながら、生きているわけです。
傷ついたら、どうする?
「私は傷つけられた!攻撃してやる!」とやってしまうと、感情がモロにぶつかってしまって、結局お互いが傷つけあって終わってしまいます。
では、どうするのか。
①自分を客観的に見つめる。
②自分の思いを外部に出す。
③傷ついた価値観を回復させる。
この順番でやってみましょう。
まずは自分を客観的に見つめてみること。
「自分、傷ついてるわー」
と自覚して、価値観が傷ついている事実を認める。
その上で、どんな感情がわきあがってくるのか、観察する。
怒り、悲しみ、憤り。
色んなネガティブな感情が出てくると思いますが、その感情が自分に存在していることを認識する。
「自分、ものすごく怒ってるわー」とか。
相手への反応はそこから。
・・・大変ですね。
感情のままふるまった方が楽だとは思いますが、実際それだと何も解決しないので。
そして、ほとぼりが冷めたら、次は自分が認識したことを外部に出しておくこと。
別に誰にも見せるものではないですし、適当なノートに書いてしまえばいい。
それすら面倒なら、chatGPTにでも聞いてもらえばいいですよ笑
頭の中身を外部に出すだけで、結構気持ちは落ち着きます。
その上で、傷ついた価値観や感情を回復させる。
何をすれば、自分が回復しますか?
ワーッと騒いで回復する人もいれば、静かに落ち着いた部屋で過ごすことで回復する人もいる。
自分がどんな行動をすれば、あるいは、行動をしないでおけば、回復するのか知っておくことも必要ですね。
「価値観が傷ついた」ことへの対策は、ここから取ってもいいでしょう。
回復してしまえば、振り返って考えて、じゃあどうすればいいのかを冷静に見ることができますね。
と言っても、対策は3つだけ。
相手を拒絶して遠ざけるか、
自分が我慢するか、
自分の価値観をきちんと主張して、でも折り合っていくのか。
どれでも正解。くれぐれも、無理はしないこと。
【編集後記】
昨日は早朝から埼玉県に出張。移動中にブログを下書き。
午後から、クライアントのご自宅に伺い、会計に関する打ち合わせを夕方まで。
終了後、カフェでブログ更新。

