どうやって情報をインプットする?
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、情報のインプットする手段について。
書籍、音声、動画・・・
情報を自分に入れ込むときに、色んな手段があります。
典型的な方法は「書籍」。
書籍の歴史は長い。数百年前のものでも今現在に内容が伝わっています。
書籍は、情報の密度が高いように感じられます。大判の辞書みたいな書籍は当然、ポケットに入る新書・文庫であっても、文字数にすると数万字はあるでしょう。
カタチとして存在しているので、前に戻ったりちょっと興味がある箇所まで飛ばしたり。内容が小難しい場合はスピードを落としたり。
気になる部分に線を引く、なんてこともできます。
ただ、欠点があります。
書籍を読むのは訓練が必要です。
著者の主張は何か、根拠はどこか。前後の文脈を照らし合わせることが必要ですし、そもそも言葉が理解不能なケースも。
また、評論や論文と小説・エッセイとでは、「読み方」が違います。
なので、小学校から高校まで、国語とか現代文・古典の授業をわざわざ学校で習うのです。
そしてその読み方をブラッシュアップするためには、読書をして鍛錬を積むしかないという・・・。
実は割と、体育会系です笑
さて、今でこそ日本人の識字率はほぼ100%ですが、一昔前は文字が読めない人もたくさんいました。
そうした、読書が苦手な方、そもそもできない方はどうやって情報をインプットしたのか。
人に聴いて「音声」で教えてもらうのです。
「耳学問」と言います。
文字が読めなくても、言葉で聴けば内容はわかる。
ただ欠点は、情報の密度が薄い。
書籍をすべて読み上げてもらおうものなら、一体どれだけの時間がかかるのか。
しかも、後に残らない(にくい)。
音を空中に発すれば、そのまま消えていきます。
今時は録音もできますが、カタチとして見ることは不可能。
なので、自分の理解によって行きつ戻りつ、ということは苦手。
そして近代になって表れたのが、「動画」。
映像を見て情報を得る。
原型は「絵」なのでしょうね。壁画とか、日本の時代劇で言うかわら版とか。
これも、文字が読めなくても情報を得ることができますが、情報の伝達を考えると正確性は欠ける。
一面を切り取るだけですからね。
それが進化したものが動画。「動く絵」ですね。
そしてそこには「音声」だってついてくる。
ハイブリッド形式の情報手段です。
動画は音声と書籍のいいとこどりみたいなもので、
読書が苦手でも目で見て情報を得ることができます。耳から音声も入ってきます。
自分は何が得意ですか?
人間は五感を通じて情報を得ています。
五感とは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚ですね。
このうち、情報のインプット手段として最大のものはやはり「視覚」。そして次いで「聴覚」。
視覚が対応するものは書籍。
聴覚が対応するものは音声。
動画は両方。
という風に、インプット手段が変わるのです。
どんなインプット手段が得意ですか?
得意な方法で情報をインプットすればいいのです。
私個人は、音声。耳からのインプットが得意です。
なので、移動中などイヤホンを点けて音声配信を聴いています。もちろん、音楽だって。
ここは読書には対応できない部分。歩きながら読書何て、危なくてできません。
ただ、読書も、今時はオーディオブックなるものも存在しますので、「聴く読書」なんて芸当も可能なようですね。
私が思うに、書籍は情報量が多すぎますので、耳からのインプットは向いてないのではと思います。
時間がかかりすぎる。
書籍は視覚からインプットするのに向いています。
「層」が違う
個々人で得意なインプット手段が違いますので、個人事業主として特定の情報発信手段に頼ってしまうとそれが届きにくい方たちに気付いてもらえないというリスクがありますね。
「層」が違うと言いますか、
私の場合はメインはブログですので、「視覚」から情報をインプットするのが得意な方たちには届けることができる。
でも、文章を読むのが苦手、という方には届かない。
だったら、音声とか動画はどうだろうか、と最近考えています。
情報発信手段によって発信内容を分ける、という方もいらっしゃいますが、私にはまだまだハードルが高い。
なので、まずは違う「層」に届けることを目的に、同じ内容で発信手段を変えてみるということから始めてみようかと色々と考えています。
【編集後記】
視覚でも聴覚でも、両方使ってインプットすると効率がいいですね。
どちらか片方だけだと、疲れてしまいます。
読書して疲れたときは音声を聴いて。そのまた逆も。
さて、昨日は朝からお台場にお出かけ。道中のカフェでブログ。
お昼前からRPAについてお話を伺ったり、少人数での会合に参加。
異業種の方もいらっしゃっていて、勉強になりました。
帰宅後は図書館へ行ったり、ブログの更新をしたり。