思いやりは「甘さ」にもなる
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、思いやりもほどほどにしよう、というお話。
優しそう、って言われます
第一印象で、そういってもらえることが多いです。
穏やかそうとか、いつもニコニコしてますね、とか。
確かに、小難しい内容を仕事にしていますから、しかめっ面をして偉そうなイメージがあるかもしれませんが、
私はなるべくそうではない反対の親しみやすいイメージを出したい、と思っているのです。
おかげさまで、税務調査関係の飛び込みのお仕事でも、
「相談できて安心した」
「優しそうで、お話もしやすかった」
「お話をじっくり聞いていただけて、考えが整理できた」
など、言っていただけることがありました。
こう言っていただけると、独立開業してよかったなと思いますね。
思いやり=甘さ?
お客様と接するときは、なるべく思いやりの気持ちをもつようにしよう。
こういう風に考えて、仕事をしています。
会計や税金の世界は、どうしてもとっつきにくい面がありますから、だからこそ税理士という資格があるわけで。
反面難しいことは。
こういう思いやり、優しさ、という感覚は「甘さ」にもつながりやすいなと言うこと。
税理士として事業の数字を見ていますので、
報酬を下げたほうがいいだろうかとか、
こういうこともサービスでやってあげたほうがいいのかなとか。
そういう思いがふと、脳裏をよぎるのです。
「自己犠牲」ですよね。
ようやく最近気づきました。
自己犠牲の気持ちは、自分の甘さから出てきたものだと。
そしてその甘さの元は、思いやりとか、優しさとか、そういう感情から来るものだと。
仕事と「甘さ」は関係ない
弊事務所の場合、基本的に同じ仕事をした場合は、同じ金額の報酬をいただくようになっています。
例えば、所得税の申告書を5年分作成した場合でも、スムーズに進んだ場合もあれば、時間がかかってしまった場合もあります。
そういう場合に、時間がかかった方に多めに報酬を出して請求するかと言うと、そういうことはしていないのです。
同じ報酬をいただいた場合に、同じ成果物をお渡しする。
こういう方針でやっています。
そんな中で。
開業間もない時期。
仕事の報酬をいただけなかったことがあります。
遠方の方で、仕事をしたものの、連絡が取れなくなり。
仕事をしていますから、お相手の懐の状況も何となく知っていますし、開業したばかりで自分にも至らない部分があったかと、
そのままにしていたのですが・・・。
高い「勉強代」と思って、放置していた自分。
これ、完全な考え違いですよね。
そして支払いを求めてアクションを取ることを躊躇する、自分の「甘さ」。
何より、きちんと報酬を支払っていただいた他のお客様に対する申し訳なさ。
最近、自分の勘違いした甘さにようやく気付くことができるようになり、心を奮い立たせてアクションを取っています。
お相手の状況は知っています。
でも、代金をもらわないのはまた別の話。私の行った仕事とは、全く関係ないですね。
払えなさそうだからかわいそうと、相手を見下しているのです。
これは優しさとか思いやりではないですね。
どうせ払えなさそうだから、放っておこうだなんて「傲慢」ですよ。
ようやく気付けるようになりました。
これこそ、まさに「勉強」ですね。
【編集後記】
昨日は午前中から浅草にお出かけし、打ち合わせ。
帰宅後、ブログ更新。
