ひとりで仕事をコントロールする相棒たち
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、ひとりで仕事をコントロールする相棒たちについてのお話。
ひとりで仕事を管理するための相棒たち
これまで何回かにわたり、「小規模・分散・自律」というこれからの生き方や働き方について、
様々な角度からお話ししてきました。
巨大な組織に頼らず、人を雇って管理することもなく、
自分という看板を掲げてひとりで身軽に仕事をコントロールし続ける。
言葉にすると非常に自由で軽やかに聞こえますが、
それを日々の現実の実務として動かしていくためには「信頼できるインフラ」が不可欠です。
「ひとりで税理士業務のすべてを回すなんて、とんでもなく忙しくて大変なのではないか」
と思われるでしょうか?
しかし、テクノロジーと自分に合った道具を使いこなすことができれば、
身軽に、そして高い精度で仕事を完結させることができるのです。
現在、私の日々の実務と生活を支えてくれている相棒たちは、次のとおり。
まずはハードウェアとして、頑丈さと軽さ、信頼性を誇るメインPCの「レッツノート」。
これさえあれば移動先でもカフェでも、事務所にいるのと違わぬパフォーマンスを発揮できる。
そして、決算書や申告書案を見開きで確認できる「大画面のiPad」。
これによって重い紙の束を持ち歩く必要が完全に消え去り、快適なペーパーレス環境が実現しました。
思考とデータの拠点としては、日々の情報収集の成果物を蓄積していくメモツール「Obsidian」と、
場所の束縛を完全にゼロにしてくれる「Google Drive」。
さらに、実務の現場で数字を扱うための「Excel」と、
思考の対話やリサーチをブーストする「生成AI」です。
これらはすべて、自分ひとりで仕事を完全に管理し、
自分の下でコントロールするために選び抜いた相棒たちです。
誰かに言われたからではなく、自分が気に入ったから
世の中を見渡してみれば、日進月歩で新しいITツールが次々と登場し、
SNSを開けば「最新のこのアプリを導入すべきだ」「これが業界のスタンダードだ」
といった情報や流行が嫌でも目に入ってきます。
あれもこれもと新しいシステムに飛びついては、
かえって設定や管理の手間に追われて疲弊してしまっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、私が現在使っている道具たちの選定基準は、いたってシンプル。
「自分自身が気に入ったから」使っている、ただそれだけです。
自分の目で見て、実際に手で触れ、
「これなら自分の感覚にしっくりくる」「使っていて心地がいい」
と、納得して選び取ったものばかりです。
自分自身の基準で選んだ道具だからこそ、ツールの仕様変更に振り回されることもありませんし、
「もっと良いものがあるのではないか」と隣の芝生を羨むこともありません。
もちろん、情報収集は怠りませんが、どの道具に対しても、
単なる作業用の機械を超えた、自然な親しみと深い愛着を抱いています。
道具に自分を合わせるのではなく、自分の生き方や手のサイズに合わせて道具を選ぶのです。
「いつもそこにあるもの」だから、安心して没頭できる
では、そうしたお気に入りの相棒たちに囲まれて実務に向き合っているとき、
どんな感覚を抱いているのか?
私にとってそれらは、もはや「いつもそこにあるもの」なのです。
毎日の生活の中で吸っている空気と同じようなもの、
自分の手足や神経の延長として日常にすっかり溶け込んでいます。
完全に馴染みきっているからこそ、余計な雑音に心を乱されることなく、
目の前の仕事や大切なお客さまとのやり取りへと、静かに没頭していくことができるのです。
道具をたくさん揃えて見せびらかすことが目的ではなく、
自分の自由と仕事の純度を守るために、自分が心底気に入ったものだけを手元に残す。
気心の知れた相棒と共に、目の前の仕事にじっくりと向き合っていきたいと思っています。
【編集後記】
昨日は午前中はブログ更新。
午後からはお客さまの決算申告の再集計。

