箱に縛られない生き方

おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。

今日は、箱に縛られない生き方、というお話。

自宅にするか、別で借りるか

独立してひとりビジネスを始めるとき、誰もが一度は悩むテーマがあります。

それは、「事務所をどこに構えるか」という問題です。

一般的に、独立当初は固定費を抑えるために「自宅兼事務所」にする方が多いですし、

一方でプライベートとの境界線や対外的な信用を考えて「別にオフィスを借りる」という選択肢もあります。

「絶対に自宅にして固定費を浮かすべきだ」という考えの方もいれば、「メリハリをつけるために最初から外にオフィスを借りるべきだ」という意見もあり、議論が分かれるところです。

しかし、私自身の結論としては、「どちらも正解」だと思っています。

ライフステージに合わせて変えればいい

自宅にするメリットもあれば、別で借りるメリットも当然あります。

大切なプライベートな空間や生活を確保したいとき、仕事のスイッチを物理的に切り替えたいときは、外に拠点を設けるのが正解になります。

一方で、生活のスタイルが変わり、より通勤を減らして家族との時間を増やしたい、あるいは身軽に動きたいフェーズになれば、自宅を事務所にする方が心地よいかもしれません。

大事なのは、「絶対にどちらかでなければならない」と一つの形に固執しないことです。

自分の人生のステージや、家族との暮らし、仕事の状況に合わせて、いつでも「あっちに変えよう」とフレキシブルに選択できる状態を保っておくこと。

それこそが何よりも重要だと感じています。

では、どうすれば「いつでも自由に選択肢を切り替えられる状態」を作れるのか。

そのためには、日頃から徹底して「身軽でいること」が必要です。

私自身、いつでもサクッと移転や拠点の変更ができるように、いくつかの工夫をしています。

まずは、紙の書類を極力持たないこと。

そして、業務システムやデータはすべてクラウドを活用し、昔ながらの「事務所に置く大きな自社サーバー」などは持たないこと。

さらに、借りるとしても大きなオフィスではなく、無駄のないスモールオフィスを選ぶことです。

これ、もちろんプライベートでも共通する考えです。

膨大な蔵書や専門書を全てPDFに変換し、ハードディスクに保存。

折りたたみコンテナを活用して、収納スペースを物理的に増設。コンテナごと引っ越しも可。

これ全て、フレキシブルのため。

自分がいる場所が、仕事の現場

身の回りが物理的にもシステム的にも重たくなってしまうと、人は「動くこと」が億劫になり、その場所に縛られてしまいます。

プライベートでの引越しすら、イヤになるでしょう。

しかし、持ち物を極限まで軽くしていれば、特定の「箱」に執着する必要はまったくありません。

究極を言えば、私は「自分がいる場所こそが、仕事の現場だ」と根本では思っています。

事務所にいようが、自宅にいようが、移動中のカフェにいようが、あるいは山奥の温泉街にいようが、PCを開き、思考を巡らせているその場所が、私にとってのオフィスです。

「箱」に自分の生き方を合わせるのではなく、自分の生き方に合わせて「箱」を柔軟に乗り換えていく。

これからも、特定の場所に縛られることなく、「自分がいる場所が現場」という身軽さとフットワークの軽さを大切にしていきたいと思います。

【編集後記】

昨日は午前中から出張。

カフェでブログの更新を済ませ、

午後からお客さまと面談。

税務調査対応について。

帰宅後、別のお客さまのExcel会計。

【筆者紹介】

 

 

 

 

 

 

 

 

【国税OB】の税理士・村田龍矢        (Tatsuya Murata)。練馬区を拠点に、個人事業主や経営者に向け、難解な税金や実務の仕組みを分かりやすい言葉に「翻訳」して発信中。税務署側の視点と実務経験を活かした、安全で確実な税務サポートと、経営者の時間を奪わないスマートな非同期コミュニケーション(メール・チャット特化型)を得意とする。