「確実」なものを計画的にすすめ、「不確実」な現象を楽しむ
シミュレーションゲームの話です。
シミュレーションゲームは「数値」で結果が決まっている
私が良く遊ぶシミュレーションゲームでは、行動の結果どうなるかはある程度は決まっています。
例えば「ステラリス」という宇宙探検もののゲームでは、ゲーム中に様々な技術を研究開発しながらプレイを進めていきます。どの研究を進めるかを選択する際に、候補となる研究と研究が完成した際にどのような影響を及ぼすか「結果」がはっきり表示されます。例えば、「国民幸福度+3%」「レーザー兵器の出力+5%」など。完成する前から「はっきり」結果がわかるので、非常に計画的に進めやすいです。
研究前の予測では「国民幸福度+3%」だったけど、完成してみたらマイナスだったということはありません。
これが現実世界と違うところ。現実では「予測」が完全に当たることの方が少ない。外れるか、当たったとしても誤差が出るか。
だからこそ、こういうシミュレーションゲームは安心して遊べるわけです。
でも、不確実なことも多い
とはいえ、全てが完璧に予測して遊べるわけではありません。プレイヤーが遊ぶ勢力以外はAIが担当しています。このAIが何をしてくるかわからない。
今遊んでいる「太閤立志伝Ⅴ」というゲーム、豊臣秀吉が足軽から出世して天下人になるまでの過程をプレイするものです。
遊んでそこまで時間がたっていませんが、すでに知っている歴史と違う事態が生じています。
・武田信玄が健在なのに武田氏が滅亡する。
・徳川家康が北条氏の小田原城を占領する。
・滋賀県と京都市周辺しか占領していないのに、なぜか兵庫県の播磨地域がいつの間にか(多分イベントで)織田氏の勢力圏になっている。(飛び地・・・)
・挙句の果てに信長様から「おまえ、明日から姫路城で仕事してこい」と一方的に指示される。いや、飛び地なんですが。通り道の大阪北部は敵対勢力がはびこっていますが、どうやって赴任しろと?
まぁ、ゲームの話なんで。
ある程度、不確実性があるからこそ楽しいのも確か。
遊ぶたびに毎回同じ展開というのでは一瞬で飽きることでしょう。この「不確実性」をどの程度まで自分が受け入れることができるのか。
結果が確実な部分で安心がある程度保証されつつ、不確実性という刺激でバランスを取る。不確実性が大きくなりすぎると、イチイチ何が起こるのかわからず、怖くて遊べなくなってしまうので、このあたりは「難易度」の話でしょう。
世の中には色んなゲームが発売されていますから、自分に合った「難易度」のゲームで遊びましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。午後からは動画の音声収録。操作にクセあり、苦戦・・・。
夕方からは登録時研修、ようやく半分終わる。
夜はモンスターハンターライズと太閤立志伝。