「チャンス」について
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日はチャンスについて3つほど。
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チャンスはふとした時に降りてくるもの
チャンスというものは、意外な時にやってくるものです。
しかもほとんどが外から。
場合によっては、チャンスだと気付かないくらいのものもあります。
私の場合、税理士開業まで紆余曲折ありました。
前職の人事異動の際には、周りの同僚と比べて変わった動き方をしたところから始まり、
下積みの仕事が長く続いたり、
楽しみにしていた選抜研修はコロナで1年延期、加えてオンライン授業という味気ないものに。
そして希望していたセクションに行くことができず、予想もしていないまさかの異動結果。
渦中にいたときは、
「どうしてこんな目に遭うのか」
と嘆くことも多かったです。
でも、今振り返れば、これは数年かけてチャンスを熟成させてくれていたということなのです。
そして、適切なタイミングで、本人にとっては意外なタイミングで、チャンスとして降ろしてくれた。
私も、まさかあのタイミングでちょうどうまく税理士資格が取得でき、前職を退職することになるとは、思っていませんでした。
こういう紆余曲折が一切なく、前職でキャリアを順調に積み重ねていたとしたら、
税理士資格が取れても独立開業はしていなかったでしょう。
というか、税理士資格を取るためのアクションを起こすことすらなかったでしょう。
税理士資格を取る「作業」って、結構大変なんですよね。書類作成も多いですし。
チャンスを見たら前進するしかない
適切なタイミングでチャンスが降りてくる以上、来た!と思ったら前に進むしかありません。
ここで、「あ、どうしよう・・・」と思って後ろに下がると、チャンスは消えてしまいます。
仕事上でも、こういう案件を担当してもらうと言われたとき。
いやいやその案件はまだ自分には早いでしょとか、しんどいなとか思っても、答えは「Yes」しかない。
人事異動で来期の部署について予告を受けたときも、例え不服に思ったとしても答えは「Yes」。
ちなみに、その人事異動を拒否した場合にどうなるか・・・。
普通は、自分の代わりに別の人がそのポストに異動することとなります。
そしてこれは、よりふさわしい人のところにチャンスが移っただけ、と思っています。
収まるべきところに収まったのだ、と。
ただ、その後に自分に対してより良いチャンスが巡って来る保証は・・・ないですよね、というお話。
「女神は前髪しかない」という言葉通りです。
そのチャンスをわざわざ自分の意思で他の人に譲ったのですから、2度目はそうそうありません。
チャンスのタイミングはお任せである
チャンスは、狙って来るものではない。
そもそも、人間一人に物事を左右できる力はそうそうありません。
この時期にこういうことをして、この仕事をこなして・・・だったらこの年にチャンスが来るはず。
というのは、当たりません。
もちろん「計画」を立てることは大事です。
でも、チャンスを得るための計画は、当たらないのです。
そうではなくて、きちんと物事の計画を立てた上で、その目の前のことに全力で当たっていく。
そんなうちに、ふさわしいタイミングでチャンスが降りてくるのです。
これを「天の配剤」と呼んでいます。
計画は立てる。物事に全力で当たる。でも、チャンスが来るタイミングは「お任せ」する。
私だって、いつか税理士資格を取って独立開業して・・・と、頭の中で色々と計画を立ててはいました。
資格取得まで最短であと何年、と計算もしていました。
でも、自分としてはこのタイミングで独立開業するとは思っていませんでした。
それだけ、まさかのタイミングでチャンスが来たのです。
振り返れば、最適なタイミングでした。あそこで独立開業していなければ、恐らく独立開業することはなかったでしょうというくらいには。
いつか独立開業したいな、という思いを抱えながら定年まで働いていたかもしれません。
チャンスは、うまいタイミングで必ずやってきます。意表を突いた時期かもしれません。
そのチャンスを、逃すことなく、必ず掴んでほしいと思います。
【編集後記】
昨日は午前中はブログ。
午後からはクライアントの資料整理。
夜からは「モンハンワイルズ」。