自分の役割とキャパ
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、自分の役割とキャパについてのお話。
自分の役割って何だろう?
「税理士」です、と言うのが表面的な答え。
そこを、もう1段階深掘りして考える。
飛び込みで税務調査の対応をしていると、
その後のパターンは、主に2つ。
今後の申告もお願いしたいと言われるか、
連絡が取れなくなるか。
以前はいろいろ考えたこともあります。
やはり、継続の取引が続いていくと収入は安定に近づきますからね。
どうして継続して、お付き合いができなかったのかなぁと。
もう少しうまく、営業トークができればよかったのかとか、
メールでご連絡したときの文章が気に入らなかったのかなとか。
モヤモヤしたこともありました。
でも最近、単に自分の役割が終わっただけなんだと気づきました。
取引が終わってしまった場合。
そのお客様は私に対して、
「税務調査の対応をしてくれる人」を探していた
だけだったんですね。
だから、調査が終わるとともに、私の税務調査を対応すると言う役割も終わった。
それで、関係も終わりになった。
それ以上でもそれ以下でもない。
役割が終わり、キャパが入れ替わる
私は1人で税理士事務所を営んでいます。
ですから、お付き合いできるお客様の数もそれほど多いわけではありません。
仕事上、許容できるキャパは限られます。
お客様とのお取引が終わったという事は、自分のキャパが空くわけですね。
キャパが空いたという事は、今度はまた違う出会いがあるということです。
私に対して何らかの役割を求める方が、新たなお客様としていらっしゃるわけです。
という事は、目の前のお客様のお仕事をきちんと片付けていかないと、新しい出会いもないということですね。
今、目の前にいるお客様にしっかり向き合って、役割を果たし、キャパを解放するからこそ、新しい仕事に恵まれる。
そういえば、確かに不思議なもので、
最近、新しい仕事来ないなぁという時は、目の前の仕事が滞留している時ですね。
キャパが埋まってる状況なんです。
そして、1件仕事を終わらせると、
不思議なことに、私と面談をしたいというご連絡がいただける。
これ実際にあるんですね。
ですから、キャパを空けるにはどうすればいいんだろう?
と考える必要があるという事ですね。
目の前の仕事に取り組まずに新しいお客さん増えないねぇなんて、それは当たり前ということですね。
キャパを広げる
これも大事ですよねー
10人のお客様としかお付き合いできないキャパと、
20人のお客様でも充分お付き合いできるキャパ。
目指すべきは後者ですね。
自分自身のキャパを空けないと、新しいお客様との出会いはありません。
でも、キャパの容量そのものを広げないと、お付き合いできるお客様の数に限りができるわけです。
そのためには、何をすればいいのか?
まずは自分自身の行動をフレキシブルに行うこと。
事務所では、基本的には書類の管理はほとんどやってません。
お客様自身が対応できるなら、会計入力の方法をレクチャーし、お客様ご自身に会計を入力していただいてます。
もちろん、税理士報酬だってお安くなります。
その代わり、私自身には、キャパの余裕が増えるわけです。
その増えたキャパで、新しいお仕事するわけです。
データ化も大事。
パソコンが1台あれば、いつでもどこでも仕事ができます。
極論、旅先で何か仕事に緊急事態が起きたとしても、インターネットにつながりさえすれば、その場で対応できます。
何より、私自身、移動することによって、運が開けるタイプ(自称)。
たまには遠くに出張して、現地でお客様とお会いして仕事をしたい。
遠くに出かけるという事は、新しい出会いもあるということです。
こうして少しずつキャパを広げていく。
自分自身の役割を理解し、その役割を一生懸命果たす。
そして、自分自身のキャパの中身を入れ替え、かつ、キャパの容量を少しずつ増やしていく。
そうすれば、自分自身ができることが、もっと増える。
できることが増えれば、楽しいこともたくさん起きますよ。
自分の役割は何か?まずはそこから考えてみましょう。
【編集後記】
昨日は上野にお出かけ。
ランチにハンバーグ。カフェ。
夜半に帰宅し、ブログ更新。
