当たり前のことをちゃんとやる
おはようございます。東京・練馬の税理士、村田龍矢です。
今日は、当たり前のことをちゃんとやろう、というお話。
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そんなの当たり前だろう
この当たり前のことをちゃんとやる。
これは、前職時代に偉い方の講話で聴いたものです。
前職時代では年度明けだったり、節目節目に偉い方のありがたいお話を聞く文化がありますが、その際に今年の職場全体の目標みたいなものをお話しされるんです。
まぁ、その講話の中での意味としては、
決められた事務手続きを守って仕事をしましょう
と、いうものが、一義的な意味だと思います。
(「あたりまえのことをボサッとしないでちゃんとやる」、略して「ABC」とのことでした笑)
でも、もちろん、意味合いとしてはそれにとどまらないでしょう。
例えば、
挨拶をされたら返すとか、
お客様からご連絡をいただいた時にご返信するとか、
お預かりした資料を現状のままでお返しするとか。
そんなの、当たり前だろうと思われるでしょうね。
でも、意外とできていない人がいらっしゃるのではないでしょうか?
ずば抜けた能力、スキルがなくても
前職時代のことを言えば、どれだけ素晴らしい成績を上げ、優れた能力を持っていたとしても、事務処理手続きを無視したとなれば評価はされません。
公務員の世界なので、決められたルールの範囲内で成果を上げる人間が一番評価をされます。
まぁ、これがいいのか悪いのかは別にして、当たり前に守らなければいけないルールを守って仕事をしてくださいということですよね。
ずば抜けた能力やスキルを持っていなくても、職場内で定められたルールを守っているだけで、実はそれなりの評価をしてもらえる。
これは開業した後でも共通しているなと思います。
今の税理士に対して不満があって、違う税理士を探している。
こういうお話を結構よく聞きますね。
で、どんな対応されたのか聞いてみると、
質問のメッセージを送ったのに回答が来ない
資料を提供したのに、会計書類がなかなか出来上がらない、放置されてしまった
提供した資料を返却してくれない、紛失した
出来上がった会計書類について、ろくに説明をしてくれない
とかですね。
これは一方的なお話しか聞いてないので、反対側の税理士のお話を聞いてませんからね。
鵜呑みにするのはちょっと違うかなと思うのですが、もし、これらのお話が本当だとしたら、ちょっと信じられないですよね。
税理士として何が当たり前かと言うのは、細かい部分では皆さん違うのでしょうけど、
さすがに今列挙したような内容というのはいかがなものかなぁと思います。
もう税理士としての能力・スキルの問題以前ですよね。
当たり前のことから始めよう
こんなことで、お客様との間に摩擦ができてしまうというのはもったいないですよね。
税務や会計の勉強、生成AIの情報収集も良いですが、
まずはこれらの当たり前のことができているかどうか。当たり前のことを当たり前にできてるだけで、実は評価される世界だったりします。
私の場合だと、例えば、
お客様からメッセージをいただいた場合は、遅くとも翌営業日中には何らかのリアクションを行うようにしています。
作成した決算書類・申告書については、対面で、場合によっては、オンラインで直接ご本人にご説明。
それ以外の会計書類作成については、期限に間に合わない場合は、そもそも仕事はお受けしません。
書類の返却に関しても、返却しないという選択肢がないですね。
一応、この辺りのことに関しては、当たり前にできていると思っています。
周りを見てみて、自分の能力やスキルが劣っているかもしれない。
そう心配される方でも焦る必要はありません。
当たり前のことを当たり前にできている。自分に自信を持ちましょう。
【編集後記】
昨日は朝一のブログ更新。
午後からはオンラインセミナーの受講。Macについて。
夕方からご紹介いただいたお客様との面談のために出張。