浅く広く知ることが大事
最近、所得税関係のインプットを増やしています。確定申告の時期も控えており、浅く広く、おおまかにでも知っておくと役に立つような気がしています。
概要をつかむ
インプットを増やしていると気になるのが、「どこまで細かく頭に入れるといいのか」ということ。
昨日は、「試験研究費の特別控除」について解説書などで調べながらブログの記事を書いていましたが、う~ん、細かいなと。
制度自体はそこまで意味不明なものではないんです。問題は、計算方法。ここまでパターン分けするかと。
真正直に全部インプットして解説していたら、頭がオーバーヒートしてしまいそう・・・。
ゼロと1の差
結局、ブログの記事では、細かい計算方法は省きました。(若干、負けたような気分ではありますが。)
思えば、インプットするまでは、個人事業主の試験研究費の特別控除がどうなっているのか、知りませんでしたので。今回インプットしたおかげで、個人事業主の試験研究費関係について、「知識がゼロではなくなった」という状態になりました。
抑えておくべきは、①過去と比べて試験研究費が増えれば税額控除があること、②「中小企業者」には別に試験研究費の税額控除があること(ちょっと優遇されている?)、③「特別試験研究費」を出せば、さらに税額控除を受けることができること、
くらいでちょうどいいのかもしれません。
具体的な計算をどうするのか、正直頭に入ってはいません。ただ、制度が存在することは知っているので、どこを当たれば知りたいことが出てくるかはわかっています。
今のところは、それで十分かなと思います。
(控除率の計算は税制改正で頻繁に変わるし、何だったら来年からまた変わる。覚えていられないというのが正直なところ。)
浅く広く小さな引き出しを増やしておく
「知っている」ということと、「知らない」というのは別物だと思います。知らないとどうしようもありません。ただ、少しでも知っていると、そこから広げることができると思います。
そのためには、一つの分野だけを突き詰めるのではなく、色んなことを広く浅く知る。
これまで所得税関係の記事を書いてきたのも、広く知るため。所得税をご専門に今まで活躍されている方には敵わないかもしれませんが、別に真正面からぶつかって勝つ必要もありませんし、そういうことをしたとも思いません。
ただ、知っておかないと、お客様の会計や申告を見て問題に気付かずにスルーしてしまうかもしれない。引っ掛かりを覚えるために、広く浅く知っておく。深くて大きな引き出しではなく、浅く広く小さな引き出しを頭の中にたくさん作っておく。具体的に何が問題なのかは、帰って調べればいいと思っています。
【編集後記】
昨日は毎日のブログ更新。
午後からは横浜にお出かけ。